TUYにも社長からの偽メールが!全国で相次ぐビジネスメール詐欺 トップからのメールで慌てさせ…酒田観光物産協会は2300万円の被害 「狡猾」と話す警察に注意点を聞く(山形)
次々と新たな手口で金をだまし取ろうと迫ってくる詐欺。今、全国的に確認されている手口のひとつにビジネスメール詐欺と呼ばれるものがあります。被害遭わないため、私たちはどのような点に注意が必要なのでしょうか。
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全国的に確認されているビジネスメール詐欺。県警によりますと県内では、先月末からこの詐欺に関する相談が増え今月はすでに十数件の相談が寄せられています。
この詐欺の手口は、会社の経営者(社長)や取引先などを装って企業にメールを出し、相手を信じ込ませて金をだまし取るもので、県内では先週、この手口で多額の金をだまし取られる詐欺被害が確認されました。
■観光物産協会では2300万円の被害
被害を受けた観光物産協会によりますと、協会のパソコンに協会長を装ったメールが届き、LINEのグループを作るよう求めてきたということです。
担当者が指示通りLINEグループを作成すると、後日、協会長を装うアカウントから現金を指定口座に送金するよう指示をされ、2300万円をだまし取られました。
酒田観光物産協会 小松原毅 専務理事「半日で60通以上でした。早朝の出勤前からのLINEにより冷静に判断する余裕を失うような感じになってしまい、それに乗じてしまった」
■TUYにも偽メールが!
TUYにも同様の手口と思われる偽のメールが届いていました。
一見、普通のメールに見えますが、フリーメールから送信されています。
県警によりますと詐欺グループは、インターネットで公開されている企業のメールアドレス宛に、こうしたHotmailやOutlookなどのフリーメールを使用し、経営者を名乗ってメールを送信し、犯行に及んでいるということです。
■立場を名乗ることで冷静さを奪う
生活安全部生活安全企画課、企画担当課長補佐の加藤幸生警部はこうした詐欺の狡猾さを指摘します。
県警本部 生活安全部生活安全企画課 加藤幸生 企画担当課長補佐「社会的に信頼されている立場の肩書にある人から言われると、その内容の信頼性を過大評価してしまい冷静な判断力を奪って騙されてしまう」
ビジネスメール詐欺に限らず、詐欺犯は警察官や弁護士、医師などの立場を名乗ることで冷静さを奪うということです。
県警本部 生活安全部生活安全企画課 加藤幸生 企画担当課長補佐「詐欺と言われる犯罪は、必ずどこかでウソが含まれています。そのウソは確認を行うことで見抜くことができます。何かおかしいなというなことが少しでもあれば、警察、または周りの方に相談をしていただきたいと思います」
警察は詐欺に騙されないためにまずはビジネスメール詐欺の手口について社内で周知するとともに、社内の連絡方法や送金のルールなどを再確認するよう呼び掛けています。
