小林監督は残り2試合へ「連勝するしかないですし、それを可能にする最高の準備をし続けるしかないと思います」と端的に説明し、経験豊富な鈴木もヒリつく最終盤をネガティブに捉えるのではなく、ポジティブに考える重要性もあえて口にした。

「まずひとつ今節で(自動昇格や昇格のチャンスが)消滅したわけではないのが、自分たちにとってはポジティブなこと。もちろん他会場の結果を見れば、今日の引き分けは相当に痛いですが、最後の最後まで可能性がある。他力というのはここ数試合で分かっていることなので、どの道、連勝するしかないなと、そこは監督が言ったとおりだと思います。

 一方でラスト3試合、2試合で優勝争い、昇格争いができたり、そういった可能性を残しているのはJ2で数チームだけですし、そこは自分たちは幸せだと思います。ここまで来れば思いっきり楽しみたいという気持ちもあるので、もちろん今からプレッシャーがかかるだろうけど、それすらチームとして楽しんでいけたらと思います。ただ楽しむっていうのは、勝たないと楽しくない。だからこそ結果を第一に考えたいです」

 さあ泣いても笑っても今季もフィナーレ間近だ。ここから2週間の期間が空くだけにその活用法も大事になるが、J1復帰を目指し続けてきた千葉がどんなラストスパートを見せてくれるのか。誰もが残り2戦へすべてをぶつける覚悟だ。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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