旬の食材は食べて美味しいだけではなく、栄養もたっぷり。本コーナーでは魚や野菜、果物など旬食材の魅力をご紹介します。
さて、今回のテーマとなる食材は?

文/おと週Web編集部、画像/写真AC

【今月の旬食材は?】いま1年で最も旨い食材

■新物です

正解:新じゃがいも

難易度:★★★☆☆

皮ごと食べるのがおすすめ

新じゃがいもとは、通常より早く収穫された若いじゃがいものことです。新じゃがのほうがなじみのある呼び方だと思います。

普通のじゃがいもは収穫後に保存して熟成させてから出荷されますが、新じゃがは収穫後すぐに出荷されます。そのため、皮が薄く、水分を多く含みます。

水分が多いことから、熟成されたじゃがいもよりホクホク感は少ないのですが、そのぶん甘みが強くなります。

旬は地域によって少し異なりますが、春から初夏にかけてです。保存がきかないため、6月頃になると店頭から姿を消し、その後は普通のじゃがいも(熟成したもの)が出回り始めます。

包丁で剥こうとすると、皮だけでなく身まで削れてしまうことが多いので、基本的には包丁を使わずに皮をむきましょう。たわしや清潔な布巾でゴシゴシと表面をこするだけで薄い皮を除去することができます。

新じゃがは皮も美味しいため、皮ごと食べるのもおすすめです。皮ごと食べることで栄養が残り、風味もぐっとアップします。皮ごとポテトサラダにしたり、煮物、塩焼きにしたりと、調理法はさまざまです。

ただし、水分が多いため、パリパリ食感が求められるポテトチップスなどには不向きです。

ちなみに、新じゃがは普通のじゃがいもよりも、芽が出る前に食べるため、芽に含まれるソラニンという毒素の心配は少ないこともメリットです。

ただし、畑で日光に当たりすぎると、表面が緑になる場合があります。緑色の部分にもソラニンが含まれるため、緑色の皮が多いものは避けましょう。

春から初夏の季節限定商品である新じゃがの販売時期は短いので、見かけたら、即買いです!

美味しい新じゃがいもの見分け方

新じゃがは、皮ごと食べたいので、できるだけ皮が薄いものを。皮が少しめくれているようなものがおすすめです。

丸みがあってあまりデコボコしていないもの、傷がなく大きすぎないものを選びましょう。

持ったときに重量感を感じるもののほうが新じゃが特有のみずみずしさを楽しめます。

保存がきかないため、買ったら早めに食べ切りましょう。保存は冷蔵庫の野菜室で。1週間以内に食べ切るのがベストです。

【今月の旬食材は?】いま1年で最も旨い食材

新じゃがいもの注目栄養素

じゃがいもは意外にもビタミンCがとても豊富です。ビタミンCは熱に弱いのですが、じゃがいもに含まれるビタミンCは、でんぷんに守られているため、加熱しても壊れにくいという特徴があります。

また、ビタミンCは皮に豊富に含まれているため、皮ごと食べられる新じゃがはビタミンC補給にぴったりの食材です。

皮にはクロロゲン酸というポリフェノールも豊富に含まれています。クロロゲン酸には、強い抗酸化作用があるといわれています。

加えて、食物繊維が豊富な皮とともに食べることで、血糖値の上昇をおだやかにすることも期待できます。

【今月の旬食材は?】いま1年で最も旨い食材

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