選手権のロングスローについて語った槙野氏。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 103回全国高校サッカー選手権は前橋育英の7年ぶり2度目の優勝で幕を閉じた。

 今大会もまた、ロングスローが小さくない話題となった。多用する高校は少なくなく、東海大相模の佐藤碧や日章学園の小峠魅藍のように、凄まじい飛距離のボールを送り込む名手も現れた。

 そんななか、元日本代表DFの槙野智章氏が、メインコメンテーターを務めるABEMAの『ABEMA スポーツタイム』でこのロングスローに言及。「やらない方がいいとか、やった方がいいとか論争が起きたんですけど」と切り出し、こう持論を述べた。

「今回の高校サッカーでロングスローから得点が生まれているのはけっこう多い。使える武器は存分に使った方がいい」

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 37歳は「選手もプロレベルに投げられる。投げ方も回転したりとか、会場を沸かせるようなエンタメの要素も含まれている」と言葉を続けた。

“お祭り男”は、ロングスローが試合を盛り上げる一因になっていると考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部