「楽しみだなんて言っている場合ではない」FC東京とのダービーマッチが来季J1で復活も、東京Vの城福監督が楽観視していない理由
その言葉が強く記憶に刻まれていたので、清水戦でJ1昇格を決めた直後の会見で城福監督に訊いてみた。「J1リーグでFC東京とのダービーマッチが復活する意義について教えていただけますか」と。
「今日ぐらいお客さんが入る(5万3264人)ようなJリーグにしたい。我々が目指すべきものを目指さないと(東京Vは)エレベータークラブになると思います。我々の予算規模を考えたら楽観視できない。(FC東京との)ダービーがあるから楽しみだなんて言っている場合ではない。すでに来年への準備を始めなきゃいけないし、始まっていると思います」
城福監督は同じ会見でこんなことも言っている。
「このクラブをJ1に昇格させれば必ずキラーコンテンツになる。必ずもう一度Jリーグが盛り上がる。このヴェルディが改めてJ1で優勝を争えるようになれば、こんな素敵なストーリーはない」
Jリーグを盛り上げるために“ヴェルディの存在は不可欠”と、指揮官は考えているのだ。だから、エレベータークラブにするわけにはいかない。
城福監督の言葉に、並々ならぬ覚悟を感じた。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
「全てにおいて天才」小野伸二の“ゴール、アシスト、トラップ、パス総まとめ”にファン感銘!「才能が違いすぎる」「子どもたちに夢を与える」
