Dellが追加モニターを割引しているように見せかけて単体価格より高く売っていたとして10億円の罰金

by William Hook
PCを購入するとき、モニターを追加で購入すると大幅に割り引きされるかのような表記をしてユーザーの誤解を招いたとして、Dellの子会社・Dell Australiaがオーストラリア消費者競争委員会(ACCC)から1000万オーストラリアドル(約10億円)の罰金を科されたことがわかりました。
$10m penalty for Dell Australia for misleading representations about discount prices of computer monitors | ACCC

Dell Australia fined by regulators over ‘misleading’ device discount tactics | ITPro
https://www.itpro.com/business/business-strategy/dell-australia-fined-by-regulators-over-misleading-device-discount-tactics

ACCCの声明によると、Dell AustraliaはデスクトップPC、ラップトップPC、ノートブックPCを購入したとき、モニターをあわせて購入すると安くなるかのようにユーザーに誤解させたとのこと。
Dell Australiaは「一緒に買うと大幅に割引される」かのように宣伝していましたが、実際には多くのユーザーが、モニターを単体で購入したときよりも高い金額を支払っていました。ACCCによれば、この方法で販売されたモニターは5300台以上に上るそうです。
ACCCが示した、虚偽表示の例。デスクトップPCと一緒に購入することで、「AW2521H」が2389オーストラリアドル(約22万5000円)から955.6オーストラリアドル(約9万円)へ60%オフになるかのように表示されています。なお、AW2521Hの日本発売時の価格は9万円ほど。地域によって価格が違うとしても、割引後の価格の方が定価に近いように思えます。

ACCCのリザ・カーバー委員長はDell Australiaへの罰金について、「価格について虚偽の表示をしたり、割引額を水増ししたりすることは消費者法の重大な違反行為であり、相当な罰則を招くことになるという強いメッセージを企業に向けて発するものです」と述べました。
