馬英九氏、台湾と大陸は「いずれも中国」と発言 大陸委「遺憾」
馬氏は台湾の大学生らと共に湖南省長沙市の湖南大学を訪れ、現地の学生と交流した。その際のスピーチで、「われわれの国家」が憲法を改正したことで、「われわれの国家は2つに分かれた。一つは台湾地区、もう一つは大陸地区だ。いずれもわれわれ中華民国であり、いずれも中国だ」と述べた。台湾の「台湾地区・大陸地区人民関係条例」の第2条で「台湾地区」を「台湾、澎湖、金門、馬祖および政府の統治が及ぶその他の地域」、「大陸地区」を「台湾地区以外の中華民国の領土」と定義していることにも言及し、台湾、大陸問わず、憲法上ではいずれも一つの中国だと主張した。
また「中華民国と中華人民共和国は互いに隷属しない」ことが台湾海峡の現状と与野党の共通認識であり、台湾の2300万人が堅持していることだと指摘。総統経験者が大陸を訪れる際には、国家主権の尊厳や台湾の最大の利益を守り、社会の期待に合致すべきだと呼び掛けた。
(李雅雯/編集:名切千絵)
