台湾の宿泊施設、使い捨てアメニティーの提供取りやめへ 7月から=写真はイメージ、Pixabayから

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(台北中央社)行政院(内閣)環境保護署は6日、宿泊施設に対し使い捨てアメニティーの提供を段階的に制限する法令の草案を予告した。一部は今年7月1日に施行される見通し。

同署は、世界的な傾向とプラスチックごみ削減のためだと説明。宿泊施設にはキャンプ場なども含まれ、180ミリリットル未満の容器に入ったシャンプーやリンス、ボディーソープ、乳液などの他、使い捨てのくしや歯ブラシ、歯磨き粉、ひげそり、シェービングフォーム、シャワーキャップ、スリッパなどが対象となる。

第1段階は7月1日から台湾全土で施行される。宿泊施設は客室の内外にかかわらず、宿泊客に使い捨てアメニティーを自主的に提供することができなくなる。ただ、宿泊客が必要とする場合は提供する。

第2段階は、各県市で準備が整い次第、同署の審査後に施行される。宿泊施設は使い捨てアメニティーを提供しない部屋の料金を通常と比べ少なくとも5%引き下げるか、施設内に各アニメティーの価格を表示した上で、必要とする宿泊者に販売することが求められる。

同署資源回収管理基金管理会の王嶽斌執行秘書は、違反した場合、廃棄物の処理について定めた「廃棄物清理法」違反で1200台湾元(約5200円)以上、6000元(約2万6100円)以下の過料が科されると説明した。

また中部・南投県ではすでに第2段階施行の意向を示しているとし、他県市よりも早めに施行される可能性があるとした。

(楊淑閔、余暁涵/編集:齊藤啓介)