「こんなにいい店があったんだ!」という“穴場感”こそ、デートの切り札!

本日ご紹介する一軒は、まさに隠れ家といえる、お忍び感たっぷりのレストラン。

青山や原宿から少し離れた「神宮前エリア」は、いい店が潜み、大人のムードが漂う。

キャビアに始まり、松茸もたっぷり味わえる、驚きに満ちた絶品イタリアンをご紹介しよう。



※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。


大人しかいない「神宮前」エリアで、名店に出合うサプライズを


今年の初夏から夏にかけ、食通のストーリーを賑わしたのがこちらのお店。

オーナーの渡部敏毅さんは麹町の名店『エリオ・ロカンダ・イタリアーナ』の出身。だから、ここはイタリアン。そう思って『いんぼすこ神宮前』を予約すると、いい意味で肩透かしを食らう。



最寄り駅は原宿だが、徒歩約15分の閑静なエリア。予約など問い合わせはIG(toshikiwatanabe)にDMを


おまかせコースのみを提供し、2ヶ月ごとに主役の高級食材を替えるが、この日に登場した料理といえば、茶碗蒸しにコロッケ、パスタにハンバーグ、〆にラーメン。

パスタ以外はイタリアンと思えない奔放さで予想は裏切られ、楽しくなる。

想定外な展開の一方、主役の美味しさは明確。

9、10月は国産松茸だが、どの皿にも大量に使われており、香りと瑞々しさで圧倒。食後の充足感も他の追随を許さないのだ。


【秋口の弩級すぎる松茸コースに見る“いんぼすこ”の面白み!】
弩級のキャビアとチーズの渾然一体とした味に陶酔する
「キャビア」


キャビアに、サワークリームでなくブッラータチーズを合わせた定番アミューズ。キャビア25gという量にも驚く。

料理はすべて9、10月おまかせコース(44,000円+ペアリング 14,000円)より。




ブッラータにはナッツのような香りのオシェトラが相性抜群。

粒立ちのしっかりした「プレミアオシェトラ」を使用。


生ハムとフルーツを巻き上げる楽しさに、思わず目を見合わす
「生春巻き」


米粉で作る皮に何を巻いたら最も美味しくなるか、試した結果、生ハムとフルーツのコンビに辿り着いた。

「キャビア」に続く、定番の前菜としてコースの冒頭を常に飾る。




イタリアの老舗ベルケル社のスライサーを使うことで極薄を実現。

摩擦熱による劣化のない状態で生ハムを切り出す。


素材の旨みを全て含んだパスタに、レベルの違いを実感
「松茸パスタ」


濃厚クリームソースなど、松茸にふさわしいパスタを吟味したが、郷愁をそそるすき焼き味が一番と判断。

その旨みと香りを存分に麺に吸わせることで最高に美味しくなった。




目白の自家製パスタ専門店『PASTIFICIO DEL GATTO』の生パスタを使用。

フェットチーネのもちもち食感がクセになる。


蓋を開けた瞬間の松茸香が、今宵の酔いを加速させる
「茶碗蒸し」


具は松茸のみの贅沢さ。シャモの出汁を使い、上にかかる銀餡にも松茸がたっぷり。

こちらは鰹だしがベースで、どこを食べても芳醇な香りが鼻に抜ける。




松茸は、知る人ぞ知る東川口『樋山』から仕入れ。

国産というだけで貴重だが、鮮度も徹底的に管理。鮮烈な香りを楽しめる。


強烈に松茸が香るコロッケの破壊力に高揚する
「コロッケ&フライ」


フライは、あえてウスターソースで食べるスタイル。かぶりつけば香り豊かなスープがジュワッとあふれ出す。

松茸はコロッケにもたっぷり使われており、反則的な旨さ。




タネに松茸と同量のジャガイモが使われているが、これは北海道の雪の下で2年間、熟成させた特別なメークイン。


最高級の松阪牛をあえてハンバーグに仕上げる贅沢さ
「特産松阪牛&寿卵」


「きのこハンバーグのきのこが全部松茸のイメージ(笑)」。

松阪牛全体のわずか3%という「特産」のみでタネを作り、135℃のオーブンで3時間弱も火を入れた玉ねぎを添えた。




渡部さんが、その美味しさに感激した秩父の「彩美卵 寿」を使用。

黄身を崩し、つくねのように食べるのがオススメ。


5万オーバーのコースの〆は極上の一杯
「らーめん」


「らーめん」。

スープは「青森シャモロック ザ・プレミアム#6」から丁寧に取った、いわゆる無化調。

麺は、妻・宏美さんの実家『山口や製麺所』が希少な国産小麦「ゆめちから」で打つ。トッピングは、松茸と京鴨の雲呑。



11月からは白トリュフ。「中途半端はよくない」と香りに酔うほど集め、茶碗蒸しもラーメンもトリュフ三昧。

パスタはリゾットに替え、スライスをたっぷり。料理によっては大胆にも厚切りにして、1人前で約1個(!)を使い切る。

「白トリュフってあん肝と合うんです」と、笑顔で料理を説明する渡部さん。その旺盛なサービス精神が、ゲストとの一体感を盛り立てる。

この体験こそ、唯一無二。旬の“切り札”として今こそ繰り出したい。




厨房に立つのは、渡部敏毅さんとシェフの宏美さん。

彼女は元ラーメン職人で、自身の店をビブグルマンに育て上げた経歴の持ち主。



東京の人気エリアでの鉄板デートもいいけれど、大人なら知る人ぞ知る穴場なレストランへエスコートしたい。

そんな夜は、「神宮前で、こんなに驚きの名店が…!」という感動を共有してみては?

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