エスカーダ・ジャパンが入居しているビル

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(株)エスカーダ・ジャパン(TDB企業コード:581609418、資本金4000万円、東京都渋谷区渋谷1-3-15、代表マリア・サヴィドゥ氏)は、7月28日に東京地裁へ自己破産を申請し、翌29日に破産手続き開始決定を受けた。

破産管財人は衞本豊樹弁護士(東京都千代田区内幸町2-2-2、渥美坂井法律事務所・外国法共同事業、電話03-5501-2111)。

当社は、1981年(昭和56年)11月に設立された旧・エスカーダ・ジャパンを前身とし、同社を一旦清算した後、94年(平成6年)11月に改めて設立。ドイツの高級ファッションブランド「ESCADA(エスカーダ)」の婦人服販売を手がけていた。主力コレクションの「エスカーダ」がモダンエレガンス、クールグラマラス、女性らしさをブランドコンセプトとし、特にオートクチュール仕立てのドレスが世界的に高い評価を獲得、多くのハリウッドセレブリティに愛されていた。国内では、百貨店インショップを中心に全国の大都市に店舗を展開、一部アウトレット店の運営も行っていた。世界的に高い知名度を背景に2005年10月期には年売上高約52億円を計上していた。
 
しかし、新型コロナウイルスの影響でサプライチェーンが停滞したため、商品在庫が不足する事態が発生、新商品の提供も滞るなか業績が悪化していた。こうしたなか、2020年9月には本国ドイツの法人が破綻。順次海外グループの撤退が進むなか、今回の措置となった。

負債は債権者約180名に対し、約4億2000万円。

なお、日本国内で展開されていた約20店舗については、7月29日付けで全店閉店している。