コンパクトクルーザーが欧州で出展

トヨタの欧州部門は2022年6月、昨年発表したコンセプトカー「コンパクトクルーザー」を『AUTO & DESIGN』誌が主催する「カーデザインアワード2022」のコンセプトカー部門において10台のファイナリストに選出されたことを発表しました。

コンパクトクルーザーはレトロテイストの外観が特徴の電動コンセプトカー。見た目や車名から、かつて販売されていた「FJクルーザー」の後継車種なのではないかと話題になっています。

360度デザインが公開された!

昨年12月に開催されたBEV(バッテリー式EV)戦略に関する説明会にて発表された際はフロントのデザインしか公開されていません。発表後にMEGAWEBに展示されていた期間中も、車両の後ろに回り込むことができず、リアのデザインは分からずじまいでした。

しかし、今回はすでに判明しているフロントデザインを始め、リアやサイド、上から撮影したルーフなどを余すことなく見ることができます。

フロントはかなりFJクルーザーの雰囲気を踏襲していると言えましたが、リアのデザインはそれほど近くないように見えます。

とはいえ、大型のルーフキャリアや張り出したリアバンパーで存在感を示すスキッドプレートなどは、トヨタの「クルーザー」を冠するに相応しい本格オフローダーそのものです。BEV特有のトルクフルな加速力で過酷な路面でも高い走破性に期待が高まります。

しかし、渡河性能については不安も。ランドクルーザーのように川を渡るような走行が可能なのかも注目です。

■アウトドアレジャーでの活躍に期待

車両右側のはしごからアクセスできるルーフキャリア。公開されている画像ではスノーボードが備え付けられており、アウトドアレジャーでの使用を想定していることが伺えます。

サイドのシルエットは角ばったスクエア形状で、どっしりとした安定感のあるスタイリング。ランドクルーザーやスズキ ジムニー、ジープ ラングラーといった硬派なSUVを彷彿とさせます。

水色のボディカラーに無塗装フェンダー、そして後部ボディやホイールキャップなどに見られるオレンジのアクセントがかなりポップな印象を演出。

内装はおそらく作られておらず、内部は見えないようになっています。

人と並ぶとかなりコンパクト

このコンパクトクルーザー、実際に展示されていた会場で見た方は分かりますが、車名の通りボディサイズは小さめです。

開発チームに囲まれた画像をみるとそのサイズ感が分かるはず。メンバーの方はかなり高身長のように見えますが、それでも多くの方よりも低く見えることから、車高は1,700mm後半~1,800前半になることが予想されます。

市販型の登場は未定

登場したら間違いなく爆売れ確実のコンパクトクルーザーですが、市販型の情報はまだ入手していません。

とはいえ同車を含め、「ライフスタイルSUV」として発表された8車種はかなり発売を視野に入れた紹介のされ方だったため、市販型のデビュー可能性は非常に高いといえます。

ライフスタイルSUVにはコンパクトクルーザー以外に、コンパクトカーやピックアップトラック、MR2後継とも噂されるスポーツカーなどがあります。どれも今後に目が離せないモデルばかりで、発売が待ちきれません。