昨年10月の京都大賞典で復活を遂げたマカヒキ(c)netkeiba.com

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 前走の大阪杯(GI)で14着だったマカヒキ(牡9、栗東・友道康夫厩舎)は8月21日に札幌競馬場で行われる札幌記念(3歳上・GII・芝2000m)を視野に調整される。

 マカヒキは父ディープインパクト、母ウィキウィキ、母の父フレンチデピュティ。全姉に2014年の京都牝馬Sならびに2015年のCBC賞を制したウリウリがいる血統。

 2015年10月に京都競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。余裕の抜け出しで追われることなく初勝利を挙げると、翌2016年の若駒S(OP)、弥生賞(GII)を快勝し、無傷の3連勝でクラシックの中心的存在となった。同年の皐月賞(GI)では後方から差を詰めるも2着に惜敗したが、続く日本ダービー(GI)ではサトノダイヤモンドとのハナ差の激闘を制し、見事世代の頂点に立った。

 日本ダービー制覇後のフランス遠征でニエル賞(仏G2)を勝利して以降、勝ち星からは遠ざかったいたが、昨年10月に行われた京都大賞典(GII)ではアリストテレス、キセキなどの実績馬を相手に約5年ぶりとなる復活を挙げた。通算成績は27戦6勝。