中国は近年、自動車の分野では長足の進歩を遂げているが、バイクの分野ではまだまだのようだ。中国メディアはこのほど、中国のバイク産業は日本に永遠に追いつけないとする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国は近年、自動車の分野では長足の進歩を遂げているが、バイクの分野ではまだまだのようだ。中国メディアの騰訊はこのほど、中国のバイク産業は日本に永遠に追いつけないとする記事を掲載した。

 記事は、中国製バイクと日本製バイクの差について、「中国メーカーは今でも40年前の日本製バイクを模倣しているほど」と紹介した。しかも、いまだに40年前のバイクの技術を完全には把握できていないのが現状だという。それで、中国国内では品質と価格が最も高いのが直輸入の日本製バイクで、次いで日中合弁メーカー、品質と価格が最も低いのが中国メーカーだと指摘している。

 なぜこんなにも大きな差ができてしまったのだろうか。記事は3つの理由が考えられると分析した。その1つが「中国では多くの都市でバイクを禁止したこと」だ。禁止されなかったのは小都市や農村部で、これらの地域は価格の安いバイクの需要が大きいため、中国メーカーは安くて質の悪いバイクばかり作るようになり、利益も少ないので研究開発の資金が足りなくなったとしている。

 2つ目は「技術の壁が大きすぎること」だ。日本メーカーは基幹技術を握っており、中国メーカーへの技術移転を安易には行わないそうだ。合弁メーカーが作るバイクは成熟した技術のものばかりで、最新の技術が会得できないと説明した。3つ目は「中国企業にイノベーションの精神に欠けていること」で、外国から技術を導入するばかりで、自主開発を怠ったからだとしている。

 最近では、中国のバイクメーカーも4気筒エンジンのバイクをリリースするなどしているようだが、やはり品質で劣っており、冬になるとエンジンがなかなか始動しないそうだ。現状を見る限り、中国のバイクメーカーが日本に追いつくのは難しいようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)