中国が高速鉄道の導入という「夢」を見たのは、「新幹線」が理由だった=中国
中国高速鉄道の始まりは、なんといっても「新幹線」にあるのは間違い無いだろう。1978年に、トウ小平が新幹線に乗って感銘を受けた様子は、中国国内でも大々的に報じられ、中国人に強い印象を残した。それもそのはず、中国で文化大革命を実施していたころ、日本では世界初となる高速鉄道を運行していたわけで、衝撃を受けないわけがないだろう。
さらに、中国が高速鉄道導入に熱を上げている頃、世界では「鉄道離れ」が始まっており、中国は逆流することになったとも指摘している。米国では線路を縮小し、かなりの距離のレールを撤去していたと伝えた。また、建設材料となる鉄鋼の不足も高速鉄道計画を進めるのに障害となったという。
記事は、障害の多さを強調することで、その障害を乗り越えて今に至った中国の高速鉄道建設の偉大さを伝えたいようだ。だが、中国高速鉄道の多くの路線では巨額の建設費用を回収できていないことが明らかになっており、この点を疑問に思っている人も多いはずだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
