工作機械の発展の歴史から見た、日本の製造強国への道のり=中国
記事は、日本の工作機械の発展には3つの段階があったと分析した。最初の段階は日本初の工作機械が誕生した1889年から1945年までで、この時期は旋盤など主に手動の工作機械を生産しており、この期間中に経験した日露戦争と第一次、第二次世界大戦で需要が大幅に増えたと指摘した。また、日本政府も税制面での優遇など手厚い補助を行い、関連企業や従業員数が劇的な増加を見せたという。
3番目の段階は1977年から現在に至るまでで、主に中小型のNC工作機械を生産するようになり、世界中で需要が増加し、1982年から2008年まで世界一の生産量だったと紹介した。日本のNC工作機械は、その高い品質により世界中で評価が高まったと言えるだろう。
記事は、日本は先進的な工作機械を工業や製造業の分野の発展の基礎とし、米国やドイツに並ぶ製造強国になることができたと分析した。現在では、工作機械の生産量では中国が世界一となっているが、中国の場合はローエンドからミドルエンドの工作機械が中心であり、精密機械の生産などに用いられるハイエンド工作機械では今でも日本が強く、製造強国を目指す中国にとっては目指すべき手本になっているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
