携帯値下げ、真摯に受け止めたい──KDDIの高橋誠社長が明言

菅義偉総理大臣が提言を続けている携帯電話の料金値下げについて、KDDIの高橋誠社長は9月25日の新機種および新サービス発表会で、『政府や総務相からの要請を真摯に受け止めていきたい』とコメントしました。

菅義偉総理大臣は9月16日の就任会見で『国の財産でもある電波を携帯電話事業者が使用しているが、日本の携帯電話料金は諸外国と比べて依然として高い水準だ』などと発言しており、国内大手3社の営業利益率が20%を占めているとして、まだ下げる余地があるとの意向を示しています。

これに対しKDDIの高橋誠社長は、『菅義偉総理大臣や総務相からの具体的な指示はでていないが、さまざまな需要に応えるため、5G向けの使い放題プランを提供しているほか、UQモバイルの事業を継承し、低価格な料金プランを提供していく』と述べました。

また、5Gについては『端末は順調に増やせている』とし、肝心のエリアについても『スピード感をもってエリアを拡大していくことが使命であると考えている。これからの時代はあらゆるモノがネットにつながる。低廉な料金プランをベースにし、付加価値を持たせていくことも重要である』とし、今後の展開に含みを持たせました。

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