これに対して、真剣佑の所属事務所(千葉真一の個人事務所)はすぐに「事実無根。フライデーに対して法的措置も考える」と発表しました。が、その後、同誌は訴えられるでもなく、訂正するでもなく、事実かどうかはウヤムヤになったまま。

 隠し子報道が事実かどうかはわかりませんが、この頃から、父親の千葉真一との確執が始まったと語るのは、ある芸能関係者。

「もし事実であれば、千葉真一が女性を訴えたのは親として仕方ないと思うが、真剣佑が心に傷を負ったのは確かでしょう。

 彼が日本の芸能界でデビューするには父親の力が必要で、はじめは千葉の個人事務所に所属していました(窓口は浅井企画)。ですが、やがて父親と、大手事務所『トップコート』の、松坂桃李や菅田将暉のチーフマネージャーに自ら電話をして売り込んだと言われています。

 そして、2017年にトップコートに移籍し、『真剣佑』から『新田真剣佑』に改名しました。父親の本名の『前田』を捨てたようなもので、相当な覚悟だったでしょう」

 千葉真一は「『前田』でいいのに。相談もなく勝手に改名した」と、会見でボヤいていました。

◆千葉真一はやっかいな父親?
 ではなぜ真剣佑は父親と離れたかったのでしょう?

「千葉真一は1970年にアクションスターやスタントマンを養成するJACを設立して、東映と提携して映画製作を手掛けていた。真田広之や堤真一、伊原剛志など、後に活躍する俳優も所属していたんです。

 ところが千葉が映画製作のために湯水のように金を使い、負債を背負ってしまった。野際陽子との離婚も、莫大な借金と、千葉のお人よしによる人間関係のぐちゃぐちゃが原因でしょう。

 現在、千葉は真剣佑からお小遣いをせびられていると発言していますが、逆かもしれませんよ」(芸能関係者)
 私生活でも、千葉は真剣佑の母親と長らく別居していて、2015年11月に離婚。その直前に54歳年下の女子大生との交際が報じられるなど、息子からみたら「やっかいな父親」に違いないでしょう。

 隠し子騒動、そして父親との確執。21歳の男性としてはかなりの重圧でしょう。でも重圧こそ成長の糧。尊敬する俳優として真剣佑が挙げるのが、吉田鋼太郎、小市慢太郎、寺尾聰、國村隼と性格俳優揃いですから、彼らを目指して今後も異彩を放つ演技に大いに期待したいものです。

<取材・文/夏目かをる>