「今季で引退した選手たちで組むベストイレブンが強い!」

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欧州主要リーグの2015-16シーズンが終了を迎えた。そんななか、『Squawka』ではこの期間に引退した選手たちでベストイレブンを組んでいた。

フォーメーションはちょっといびつな3-4-3といった形。

なお、1人だけまだ引退が決定していない選手も含まれているので、それについては後述する。

GK ホジェリオ・セニ/元ブラジル代表GK/43歳/1273試合出場

彼の引退は、ひとつの時代の終わりを意味する。特に1992年以降彼がゴールするところを見慣れてきたサンパウロのファンたちにとっては。

偉大なるシュートストッパーでもあったセニは、17歳の時にシノプというクラブからサンパウロへ移籍。その後の22年間で1,000試合以上に出場してきたが、より凄いのはGKなのに100ゴール以上を決めてきたこと。彼の後を継ぐサンパウロの正GKは大変だ。

DF ジョニー・ハイティンハ/元オランダ代表/32歳/510試合出場

アヤックス復帰後、(怪我もあり)試合出場がままならなかったハイティンハは比較的若い32歳という年齢で引退することを決めた。

30歳を過ぎた頃から衰えを隠せなくなったが、スペイン、イングランド、ドイツでもそのキャリアを満喫した。オランダ代表としてもチーム史上10位タイとなる87capを記録。

DF ネマニャ・ヴィディッチ/元セルビア代表/34歳/547試合出場

今季インテルでは出場なしだったヴィディッチは1月に相互合意のもとに契約を解除。その後、現役からの引退を発表した。

いうまでもなく彼のことはトロフィーに溢れたマンチェスター・ユナイテッドでの偉大なる8年間が最も記憶されることになるだろう。当時の彼は世界最高のDFのひとりであったし、アレックス・ファーガソンが獲得した最高の選手のひとりでもあった。

DF ワルテル・サムエル/元アルゼンチン代表/38歳/691試合出場

最も屈強なDFを3人思い浮かべるなら、ワルテル・サムエルもそのなかに入るだろう。バーゼルで2シーズンを過ごした彼は引退を決意した。

レアル・マドリーでの1年を除いて、彼はどんな時でも常にDFラインの“壁”として立ちはだかった。インテルではジョゼ・モウリーニョのもとトレブルも経験、アルゼンチン代表においても56capを刻んだ。

※ MF ミケル・アルテタ/元スペイン代表/34歳

かつては安定感とバランスに優れた素晴らしいMFだったアルテタだが、この数年間は怪我に悩まされてきた。この2シーズンで出場できたのは25試合のみだった。

(※すでにコーチングライセンス取得に向けて動き出しているが、まだ正式に引退したわけではないはず)

MF ジャーメイン・ジーナス/元イングランド代表/33歳/457試合出場

かつては無尽蔵のスタミナを誇るエレガントなMFだったジーナスは、32歳にして引退を決断。長年苛まれてきたヒザの故障のため、2014年夏にQPRを退団して以降は無所属となっていた。

2002-03シーズンは『PFA Young Player of the Year』に選ばれたほか、トッテナムではリーグカップ優勝にも貢献。現在はコメンテイターとしての地位を自ら開拓し、いい仕事をみせている。

MF フアン・カルロス・バレロン/元スペイン代表/40歳/770試合出場

今季は敵地を訪れる度に相手チームのファンたちから拍手を送られたバレロン。スペインサッカー界で最も尊敬される選手のひとりとも言える。

崇高で天才的なプレーメイカーだった彼は、“スーペルデポル”時代が最もよく知られている。リアソールで13年を過ごした後、故郷であるラス・パルマスへ復帰し、1部への昇格にも貢献を果たした。その素晴らしいキャリアの最高の終わり方になった。

MF ロベール・ピレス/元フランス代表/42歳/616試合出場

2011年にアストン・ヴィラを退団したピレスは、そこでキャリアが終わるだろうと思われていた。だが、それから3年後にインドのFCゴアに入団し、ピッチに舞い戻った。

そんな彼を象徴するのはアーセナルでの輝かしい6年間だろう。2001-02シーズンには「Player of the Year」にも選ばれたほか、その2年後には“The Invincible”の一員にもなった。

そんなピレスもついに現役を引退、それと時を同じくして彼の息子がアーセナルのアカデミー入りしている。

FW ルーカ・トーニ/元イタリア代表/39歳/705試合出場

2006年W杯で世界王者になるなど、彼の輝かしいキャリアに疑問を差し挟むことはできない。

2012年頃から引退の噂があったが、ヴェローナ移籍後にこのベテランFWは再ブレイクを果たした。2014-15シーズンは22得点と大活躍し、37歳にしてセリエAの「Team of the Year」にも選ばれた。

FW ラウール・ゴンサレス/元スペイン代表/38歳/1034試合出場

クリスティアーノ・ロナウドに破られるまで、レアル・マドリーの歴代最多得点者であったラウール(ゴール数は323)。

彼は2年を過ごしたシャルケにおいても、レジェンドとして扱われている。その後カタールを経て、アメリカのニューヨーク・コスモスに入団し、昨年末に現役引退を決めた。

FW ディエゴ・ミリート/元アルゼンチン代表/36歳/622試合出場

今月、現役生活から引退したミリート。

彼とインテル時代を共に過ごしたジョゼ・モウリーニョは謝意を示す手紙を送ったかもしれない。キャリア最盛期であったインテル時代のミリートは得点を量産した。

また、ジェノアとラシンにはそれぞれ2度在籍。そして、引退を決めたのは彼が育ったクラブであるラシンであった。