「Numbers to know」では、DIGIDAY編集部が今週(2月20日(木)〜2月26日(水))注目した数字をご紹介します。

1000人

英音楽家たちが「無音」のアルバム発表、AIの無断使用に抗議

ケイト・ブッシュやデーモン・アルバーン、アニー・レノックスら1000人以上の英国の音楽家が、アルバム「Is This What We Want?」を発表した。英国政府が検討する著作権法改正案に、AI企業が音楽や文章、アート作品などの著作物を無許可で使用できるという内容が含まれていることに抗議したもの。アルバムには、休眠状態の音楽スタジオや公演会場で録音された無音のトラック12曲が収録されており、「もしAIに音楽が奪われたら?」という強いメッセージを発信している。収録された12曲のタイトルを順に並べると「英国政府はAI企業のために音楽の盗用を合法化してはならない」という抗議のメッセージになる仕掛けだ(theguardian.com)。

20ドル

海外特派員らがニュース版TikTok「Noosphere」立ち上げ

経験豊富な海外特派員らが、モバイル中心のプレミアムニュースプラットフォーム「Noosphere」を立ち上げた。月額20ドル(約2980円)未満で、動画やポッドキャスト、記事などのコンテンツに無制限でアクセスできる。PBSの元戦争特派員ジェーン・ファーガソン氏がCEOを務め、独立系ジャーナリストが収益を得られる新たな場を創出した。TikTokのような無限スクロール機能を取り入れ、質の高いニュースを直感的に届ける(semafor.com)。

100万ドル

元CNN記者のニュースレター「Status」、メディア業界の必読コンテンツに

元CNN記者のオリバー・ダーシー氏が昨年8月に立ち上げたニュースレターStatus(ステータス)が、メディア業界の権力者たちの必読コンテンツとなっている。メディア業界の契約や取引、ニュースルーム内の対立、経営陣の動きなどメディア業界の動向を独自の視点で掘り下げ、ローンチから半年余りで登録者数は7万人を突破した。有料会員数は非公表だが、2025年末までに年間収益100万ドル(約1億5000万円)を超える見込み。これまでダーシー氏が単独で運営してきたが、元CNN編集者のジョン・パッサンティーノ氏が新たに参加。今後、人材採用の拡大やポッドキャストの配信も計画している(wsj.com)。編集/坂本凪沙