日産「リーフ」の価格引下げで次期モデルへの期待度アップ!
走行中にCO2などの排出ガスを一切出さないゼロ・エミッション車としてデビューした日産のEV、「リーフ」。
高い環境性能を達成すると共にリチウムイオンバッテリーと電気モーターの搭載により、力強く滑らかな加速性能や高級車並みの静粛性能、低重心による優れた操縦安定性を実現するなど、大きな話題を呼びました。
2010年12月デビュー当時の販売価格帯は376.4万円−406万円。
同年4月に一足先にデビューした軽ベースのEV、三菱「i-MiEV」が398万円だった事を考えれば当時としてはこれでも思い切った価格設定だったのかもしれません。
三菱自は翌年7月にバッテリー容量を減らしたエントリーグレードを追加設定(260万円)、現在ではその後の価格帯見直しで226万円−284万円で販売しています。
一方の日産も2012年11月に廉価版のSグレードを335万円で追加設定。
2013年4月には全グレード一律約29万円の値下げに踏み切り、昨年4月には更に一律約17万円、そして今回一律約14万円の再々値下げに踏み切りました。
これに伴い、デビュー当時の価格と最新価格を比較すると累計で約60万円規模の価格引下げが行われたことになります。
Sグレード:335万円 → 274万円(-61万円引下げ)
Xグレード:376万円 → 316万円(-60万円引下げ)
Gグレード:406万円 → 354万円(52万円引下げ)
カテゴリーが近いトヨタプリウスPHVの価格帯が293万円(S)−329万円(G)なので、現在はPHV並みの車両価格になっていると言えそうです。
Sグレードの場合、CEV補助金(クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金)を最大27万円利用すれば実質負担額は247万円に。
ちなみに日産リーフはエコカー減税適用により取得税、重量税が100%免除。
自動車税は「1L以下クラス」の対象となりますが、登録翌年度の支払い税額は減税対象となり22,000円減免されて7,500円に。(自治体によっては愛知県のように登録から5年間に渡って自動車税免税のケースも)。
また経済産業省の高速道路利用実態調査事業が開始され、同省の調査事業に参加するとEVの場合、補助により今年5月−8月限定で1,000円で通行可能。(適用を受けるには事前審査有り。1ヶ月あたり2万円、通期で上限6万円)
気になる充電インフラは全国約2,840箇所(うち日産1,460箇所)に急速充電器が設置されており、普通充電器は全国約3,620箇所(うち日産2,100箇所)に設置済み。
加えてトヨタ、ホンダ、日産、三菱4社による合同出資会社「日本充電サービス」が2015年上期までに急速充電器を全国で約6,000基に拡充する見込みとなっています。
発売後、世界で16万台以上の販売実績を持つ日産「リーフ」。
段階的な価格引下げで割高感が薄らぐと共に、インフラ整備が追い付き始めたことや、2016年には三菱自との共同開発による軽ベースのEVが、さらに翌2017年には新開発の高容量バッテリー搭載により、300kmの航続距離を実現した次期リーフ登場が噂されるなか、EVへの注目が再燃する可能性も。
今後2025年を目処に「FCV」が本格普及を迎えるまでの間、世界的潮流として次世代「PHV」と共にエコカーとしての存在感を増しそうな状況になってきました。
■日産リーフ Webサイト
http://ev.nissan.co.jp/LEAF/
「リーフ」の必要経費シミュレーション
http://blog.nissan.co.jp/EV/MONEY/
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(Avanti Yasunori)






【画像をご覧になりたい方はこちら】 http://clicccar.com/2015/04/04/301838/
日産「リーフ」の価格引下げで次期モデルへの期待度アップ!(http://clicccar.com/2015/04/07/301838/)




