民進党主席:訪日は成功、釣魚台問題は漁業交渉優先で

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(台北 7日 中央社)党首としての初外遊で3日から訪日している台湾の最大野党、民進党の蘇貞昌主席(前列右)は6日夜、東京都内で記者会見し、政党・国会・シンクタンクの3レベルによる民間外交という目標を達成できたと成果を振り返った。釣魚台(日本名:尖閣諸島)問題については、台湾漁民の権益に関わる漁業交渉を最優先すべきだと述べた。

蘇貞昌氏は、釣魚台問題に関する日本側への主張が不十分という一部国内の批判に対し、「釣魚台の主権は台湾に属するというのが民進党の一貫した立場」と反論、今回もあらゆる場でその主張を伝えてきたとしつつも、「日本には日本の考えがあり、すぐに解決できるものではない」と指摘。台日とも「地域の平和と安定を守る」との点では一致しており、解決のため話し合うことが大切だと強調した。

同日午後には、自民党の山崎拓・元副総裁(前列左)が主宰する政策グループ・近未来政治研究会と会談しており、蘇氏は(両党の)シンクタンク同士で双方の漁業者の権益について話し合うことも提案、「(この問題で)他国が付け入る隙を与えてはならない」と踏み込んだ。

一行は7日午前、東京都江戸川区で市民が運営する太陽光発電所「市民立江戸川第1発電所」を視察、夕方帰国する。