【ケータイラボ】iPhoneはケータイじゃない? インターネットのための「iPhone 3G」
ソフトバンクモバイルから7月11日にアップルの「iPhone 3G」が発売された。世界各地で同時発売されたiPhone 3Gは、発売日に行列ができるなど日本でも大きな話題を呼んだ。
スマートフォンと呼ばれる3G通信をベースとした端末にはアップルのiPhone 3GのほかにもノキアのSymbian OS搭載端末、マイクロソフトのWindows Mobileを搭載したWindowsケータイなどがある。世界的にもブームをよんだiPhone 3Gは、それらの端末と何が違うのだろうか。
実際のiPhone 3Gを試用しながら、魅力と特徴をみてみよう。
iPhone 3Gの大きな特徴はタッチパネルを利用した片手でも扱えるインテリジェントな操作とiPodと同様にiTunesを利用できたり、YouTubeやGoogle Mapsなどが利用できるインターネットサービスへの対応だ。
また本体には加速度センサー、近接センサー、環境光センサーを内蔵し、本体を傾けただけで画面の縦横表示や画面の明るさ変更など、面倒な設定が少ないこともユーザーにとっての負担が少ない。画像表示の拡大縮小も画面上で上下に指で“つまむ”、“広げる”といった操作でできるなど、楽しさも提供されているところはアップルらしいクールさだ。
■iPhone 3G 本体
iPhone 3GのOSはiPhone OS 2.0、メモリには8Gバイトまたは16Gバイトフラッシュドライブを搭載する。本体サイズは高さ115.5mm×幅62.1mm×奥行き12.3 mm、重さ133gと、薄さが際だつ筐体だ。液晶は 3.5インチワイドスクリーンマルチタッチディスプレイ(480×320ピクセル)を採用している。本体は光沢仕上げとなっており、画面も背面も指紋はつきやすい。
操作は、ほとんどを画面上から行うため、前面にはホームボタンがあるだけというシンプルな本体だ。Windows Mobileのようなパソコン配列のキーボードもケータイのようなダイヤルキーもハードウエアとしては搭載してない。
■上部と底部、側面
上部には電源ボタン、SIMカードトレイ、ステレオヘッドフォンジャック、底部にはスピーカー、30ピンDockコネクタ、マイク、左側面はサウンドON/OFFボタン、音量調節ボタンを備える。
側面からみるとiPhone 3Gの薄さがよくわかる。この薄さのためか、連続使用時では本体の発熱も大きくなる。熱いというほどではないが、かなり暖かくなる。
■iPhone 3G ホーム画面とツール
iPhpne 3Gに搭載されているツールをみてみよう。
ホーム画面には、iPhoneにインストールされているツールのアイコンが並ぶ。また、アプリケーションからホーム画面に戻るには液晶下のホームボタンで行える。画面下にはよく利用する通話、メール、インターネット、iPodアイコンが並んでいる。
通話はソフトダイヤルキーで行う。メールは、Yahoo!メールやGmailが利用できるだけでなく、MobileMeのアカウントをもっていればiPhoneで送受信・削除などの連携ができる。
Microsoft Exchangeをサポートするため、エンタープライズでプッシュメールなどの利用もできる。これでソフトバンクモバイルのケータイメールであるSiメールに対応してくれれば申し分ないところなのだが。
iPhone 3Gの大きなメリットはインターネット機能だが、それを支えるのが“Safari”ブラウザだ。iPhone 3Gに搭載されているSafariは、PCサイトの表示に優れている。ほかのスマートフォン用のブラウザではPCサイトの閲覧は可能だが、レイアウトなどが崩れることが少なくないのだが、Safariの表示再現性は高くレイアウトの崩れも少なくPCと同じ感覚で閲覧できる。ただ、現時点のSafariは安定度という面ではまだ問題もある。ページやサイトによっては強制終了するケースもあった。このあたりは、今後のアップデートで改善していってほしいところだ。
Safariの表示では、縦画面だけでなく横画面でも閲覧可能だ。また複数のページをページ単位で切り替えもできる。
iPod同様、iPhone 3G内の音楽を再生することができる。
■カレンダーと写真
カレンダーは予定をイベント追加で登録することでスケジューラーとしても機能するので便利だ。
写真はカメラで撮影した画像や写真アルバムとしてiPhone 3Gに保存した画像を閲覧できる。
一覧からタップして表示させれば、指でなぞって写真の切り替えや拡大・縮小、スライドショーで閲覧できる。操作メニューは全画面での閲覧時に画面にタッチするだけで表示される。
■YouTube 動画再生
YouTubeアイコンからは、YouTubeの動画をみることができる。アイコンをタップするとYouTubeに接続が開始され、メニューが表示されるので、みたい動画を選んで閲覧することができる。再生は動画によっては途中で読み込みがまにあわないケースもあった。今後の最適化やアップデートでの改善を期待したいところだ。
スマートフォンと呼ばれる3G通信をベースとした端末にはアップルのiPhone 3GのほかにもノキアのSymbian OS搭載端末、マイクロソフトのWindows Mobileを搭載したWindowsケータイなどがある。世界的にもブームをよんだiPhone 3Gは、それらの端末と何が違うのだろうか。
実際のiPhone 3Gを試用しながら、魅力と特徴をみてみよう。
また本体には加速度センサー、近接センサー、環境光センサーを内蔵し、本体を傾けただけで画面の縦横表示や画面の明るさ変更など、面倒な設定が少ないこともユーザーにとっての負担が少ない。画像表示の拡大縮小も画面上で上下に指で“つまむ”、“広げる”といった操作でできるなど、楽しさも提供されているところはアップルらしいクールさだ。
iPnone 3G ロック状態 | iPnone 3G Google Maps利用時 |
■iPhone 3G 本体
iPhone 3GのOSはiPhone OS 2.0、メモリには8Gバイトまたは16Gバイトフラッシュドライブを搭載する。本体サイズは高さ115.5mm×幅62.1mm×奥行き12.3 mm、重さ133gと、薄さが際だつ筐体だ。液晶は 3.5インチワイドスクリーンマルチタッチディスプレイ(480×320ピクセル)を採用している。本体は光沢仕上げとなっており、画面も背面も指紋はつきやすい。
操作は、ほとんどを画面上から行うため、前面にはホームボタンがあるだけというシンプルな本体だ。Windows Mobileのようなパソコン配列のキーボードもケータイのようなダイヤルキーもハードウエアとしては搭載してない。
iPhones 3G 前面 | iPhones 3G 背面 |
■上部と底部、側面
上部には電源ボタン、SIMカードトレイ、ステレオヘッドフォンジャック、底部にはスピーカー、30ピンDockコネクタ、マイク、左側面はサウンドON/OFFボタン、音量調節ボタンを備える。
側面からみるとiPhone 3Gの薄さがよくわかる。この薄さのためか、連続使用時では本体の発熱も大きくなる。熱いというほどではないが、かなり暖かくなる。
iPhone 3G側面 | iPhone 3G上部 | iPhone 3G底部 |
■iPhone 3G ホーム画面とツール
iPhpne 3Gに搭載されているツールをみてみよう。
ホーム画面には、iPhoneにインストールされているツールのアイコンが並ぶ。また、アプリケーションからホーム画面に戻るには液晶下のホームボタンで行える。画面下にはよく利用する通話、メール、インターネット、iPodアイコンが並んでいる。
通話はソフトダイヤルキーで行う。メールは、Yahoo!メールやGmailが利用できるだけでなく、MobileMeのアカウントをもっていればiPhoneで送受信・削除などの連携ができる。
Microsoft Exchangeをサポートするため、エンタープライズでプッシュメールなどの利用もできる。これでソフトバンクモバイルのケータイメールであるSiメールに対応してくれれば申し分ないところなのだが。
通話 | メール |
iPhone 3Gの大きなメリットはインターネット機能だが、それを支えるのが“Safari”ブラウザだ。iPhone 3Gに搭載されているSafariは、PCサイトの表示に優れている。ほかのスマートフォン用のブラウザではPCサイトの閲覧は可能だが、レイアウトなどが崩れることが少なくないのだが、Safariの表示再現性は高くレイアウトの崩れも少なくPCと同じ感覚で閲覧できる。ただ、現時点のSafariは安定度という面ではまだ問題もある。ページやサイトによっては強制終了するケースもあった。このあたりは、今後のアップデートで改善していってほしいところだ。
インターネット | Webページ表示 |
Safariの表示では、縦画面だけでなく横画面でも閲覧可能だ。また複数のページをページ単位で切り替えもできる。
Webページ横表示 |
iPod同様、iPhone 3G内の音楽を再生することができる。
iPod | iPod音楽再生 |
■カレンダーと写真
カレンダーは予定をイベント追加で登録することでスケジューラーとしても機能するので便利だ。
写真はカメラで撮影した画像や写真アルバムとしてiPhone 3Gに保存した画像を閲覧できる。
カレンダー | 写真アルバム |
一覧からタップして表示させれば、指でなぞって写真の切り替えや拡大・縮小、スライドショーで閲覧できる。操作メニューは全画面での閲覧時に画面にタッチするだけで表示される。
カメラロール | 画像表示 |
■YouTube 動画再生
YouTubeアイコンからは、YouTubeの動画をみることができる。アイコンをタップするとYouTubeに接続が開始され、メニューが表示されるので、みたい動画を選んで閲覧することができる。再生は動画によっては途中で読み込みがまにあわないケースもあった。今後の最適化やアップデートでの改善を期待したいところだ。