養蚕が盛んな富岡市で、農家が育てた繭を集荷場に持ち込んで品質を確認する荷受け作業が、12日から始まりました。

作業台に流し込まれる真っ白な繭。この荷受け作業は、富岡市内の養蚕農家などが持ち込んだ春に育った蚕の繭、「春繭」の品質を確かめるものです。春は、梅雨の湿気や熱さの影響を受けにくく、飼育に適した環境であることから品質が高く、多くの繭を生産できるとされています。

12日は、県のオリジナル品種で純白の糸が特徴の「ぐんま200」と、光沢をもった白い糸の「プラチナボーイ」の2種類が持ち込まれました。

ことし、富岡市内で収穫された春繭の量は1500キロほどと例年並みでしたが、5月から6月の飼育期間は天候に恵まれ、質の良い繭がほとんどだといいます。作業台を囲んだ県や市の職員らは、傷や色をチェックしながら選別作業にあたっていました。

荷受け作業は15日にも行われ、繭は安中市の製糸工場、碓氷製糸で生糸などに加工されます。