フィリピン

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2026年6月11日、独ドイチェ・ヴェレ中国語版サイトは「中国に関する謝った発言をした?」と題し、フィリピンの国防相が中国政府から制裁を受けることになったと報じた。

記事は、中国外交部が公式サイトに掲載した関連通達で、フィリピンのギルベルト・テオドロ国防相が中国に関する誤った主張を繰り返し発表して両国関係を破壊したとして、同国防相とその配偶者、子どもの中国本土、香港、マカオへの入国禁止、および中国国内の組織や個人との取引や協力活動の禁止を決定したと伝えた。

その上で、同国防相が5月末にシンガポールで開催されたアジア安全保障会議の期間中にロイター通信のインタビューに応じた際、フィリピンが領土および政治の面で中国からの重大な脅威に直面しているとして強硬な行動に断固として抵抗すると表明したことを紹介した。

また、中東情勢緊迫化に伴う物資不足の際、中国がフィリピンへ尿素肥料やディーゼル燃料を供給したという報道についても、同国防相が「計算づくの行為。どのように美化しようとも、フィリピン側の見方が変わることはない」と語っていたことにも触れた。

記事は、近年フィリピンと中国が南シナ海で何度も海上の対峙(たいじ)を繰り返していると紹介。オランダ・ハーグの常設仲裁裁判所が2016年、中国による南シナ海の90%の海域に対する主権主張は国際法上の根拠を欠くとの裁定を下したのに対し、中国政府が不法かつ無効であるとして受け入れを拒否していることを伝えた。(編集・翻訳/川尻)