オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者=ロイター

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 【ニューヨーク=山本貴徳】米フロリダ州のジェームズ・ウスマイヤー司法長官は1日、対話型AI(人工知能)サービス「チャットGPT」を手がけるオープンAIと、同社のサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)を州裁判所に提訴したと発表した。

 州政府がオープンAIを相手取って提訴するのは全米で初めてという。

 州政府は訴状で、オープンAIはチャットGPTが未成年者に依存を生じさせる危険性などを認識しながら、安全性を強調してサービス提供を続けており、州の消費者保護法などに違反すると主張している。親の同意なしに13歳未満の利用者の個人情報を収集・利用しているとして、差し止めや損害賠償を求めている。

 ウスマイヤー氏は声明で「オープンAIとアルトマン氏は社内外からの安全性に関する警告を無視し、子どもたちを危険にさらした」と批判した。

 フロリダ州の当局は昨年4月にフロリダ州立大学で2人が死亡した銃乱射事件を巡り、容疑者が犯行前にチャットGPTで銃に関する情報などを得ていたとして、今年4月にオープンAIの刑事責任の有無について捜査を始めている。