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1973年ポルシェ911カレラRS 2.7

1968年から国際GTトロフィーを連続して制していたポルシェが、より戦闘力の高いFIAグループ4規定に合致する公認取得用に製作したのがカレラRS 2.7である。

【画像】クラシック・ポルシェ・アーカイブ #13 1973年ポルシェ911カレラRS 2.7編 全6枚

レースで必要な基本構造を備え、エンジンは917譲りのニカシルメッキ・シリンダーを採用し、排気量を2687ccに拡大して210hpを発揮。空力を意識したフロントスカートやダックテール、フロント6.0J、リア7.0Jを収める拡大されたフェンダーが特徴だ。ポルシェでレース用モデルを意味する『カレラ』の名称が、911で初めて与えられた。


空冷水平対向6気筒 2687cc ●210hp●245km/h
    ポルシェ

競技ベース用の『スポーツ』と名付けられたライトウェイト版は、960kgまで軽量化。当初500台限定生産の予定だったが、世界中のファンから注文が殺到し、最終的に競技用を含め1580台が作られた。その中で装備を充実させたツーリング仕様が1308台と多数を占めた。日本では『ナナサン・カレラ』と呼ばれ、親しまれている。

(当連載は、基本的に土日祝日の朝に公開しています)