妊娠・出産。家族の大きなライフイベントであり、周囲に祝福されるおめでたい節目だ。しかし、人生を変えるような出来事であるからこそ、なにかトラブルが起きてしまったら、取り返しのつかない重大な事態に発展することも…。裏切りや夫婦の衝突、うつ病、幼い娘の妊娠、死産…妊娠や出産を機に起きたさまざまな出来事を描いたマンガの中から、ダ・ヴィンチWebで反響の大きかった5作品を紹介する。ダ・ヴィンチWebでの好評を記念し本記事限定でなんと70%OFFになるBOOK☆WALKER割引クーポンも! 3000冊以上のエッセイマンガが対象の特別クーポン(最大割引額は税込み1,540円)なので、ぜひチェックしてほしい。

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▶娘が12歳で妊娠しました 逃げた男を絶対に許さない

▶今日から別居します 産んだら夫を嫌いになりました

▶わたしが選んだ死産の話

▶とるだけ育休の夫はいらない

▶43歳の母を妊娠させたのは私の夫でした

■1)『娘が12歳で妊娠しました 逃げた男を絶対に許さない』ゆっぺ



中学生の娘が何者かに妊娠させられた!? 実話ベース、衝撃のセミフィクションコミック

ある日、中学生の娘・のりこが学校で倒れてしまう。学校から連絡を受けた母の麗美は仕事を早退し病院に駆けつけるが、そこで病院に付き添っていた養護教諭からある事実を告げられる。なんとのりこが妊娠しており、もうすぐ6カ月に入るところだというのだ。その日から、夫に不満を持ちながらも平凡な暮らしを送っていた麗美の人生は激変する。娘のお腹の中の子どもの父親は、いったい誰なのか。麗美がひとりで犯人探しに動き出す中、中絶できる期限が迫る。彼女は我が子に何ができるのか。そしてのりこを傷つけたのは誰なのか――。ミステリー要素と親の葛藤が絡み合う本作品。親である方も、そうでない方も、もし自分がこの事態に直面したら…と考えさせられる。

■2)『今日から別居します 産んだら夫を嫌いになりました』おかめ



「手伝うことがあれば言って」で何もしない夫とはもう限界。一緒にいることが苦痛に…

 主人公・さくらは長男を出産し、里帰りから夫のいる自宅へと戻る。家族3人で穏やかな生活が始まるかと思われたが、現実は大きく違っていた。夫のたくやは子どもが生まれた後も、結婚前と変わらず飲み歩き、家事や育児をほとんどしない。そればかりか、夫が隠していた“裏切り”が発覚し、さくらの気持ちは急速に冷めていき――。子どもが生まれたあとは夫婦の協力がより不可欠になるが、夫婦間でその認識のズレが大きいと関係は案外簡単に崩れてしまうことを本書は教えてくれる。

■3)『わたしが選んだ死産の話』著者:桜木きぬ、監修:藤井知行



ようやく授かった赤ちゃんに染色体異常が発覚。母親の苦悩と葛藤、そして命への向き合い方を描く

我が子が無事に生まれてきてくれることは、親にとって何者にも代えがたい喜びをくれる。しかし残念ながらその喜びを得ることができない場合があるのも現実だ。一度の流産の後、長男を授かり、ふたりめを真剣に考えていたタイミングでの妊娠。念願の妊娠に大喜びしたのも束の間、病院で赤ちゃんの様子を見てもらうと、医師から衝撃的な事実を伝えられる――。著者が経験した我が子との別れ、その苦悩と葛藤を綴ったコミックエッセイを、ぜひ本書でご覧いただきたい。

■4)『とるだけ育休の夫はいらない』原作:リアコミ、漫画:しろいぬしろ



「育休を取って支える」はウソだった…ただ長期休暇を満喫する夫に募る不信

第二子出産後、産後うつ寸前まで追い詰められた妻の梨香子に、夫の弘明は「育休をとって支えるよ」と言う。しかし、実際に始まった育休生活で弘明がしているのは、家事でも育児でもなく、スマホをいじり、食べて寝て、ただ長期休暇を満喫することだけだった。しかも、子どもを危険にさらすような行為まで…。そんな夫と梨香子はどう向き合うのか、そして夫婦の行く先は。夫の育休は制度的には一般化しつつある一方で、家庭内でそれが十分に生かされているのかということを問いかける。

■5)『43歳の母を妊娠させたのは私の夫でした』原案:サレ妻くるみ、漫画:きなりみや



15歳年上の夫の不倫相手は私の母!? 一番信頼していた人から裏切られる絶望

15歳年上の夫とお見合い結婚し、穏やかで安定した結婚生活を送っていたくるみ。しかし、そんな日常が母の家で、ふと見つけた“陽性反応の妊娠検査薬”をきっかけに崩れてく。単身赴任中の父が相手とは考えられない状況に問い詰めても、母は動揺しながら曖昧な言葉を返すばかり。小さな違和感から、くるみは真実を探ることに。そこで明らかになるのは、誰にも予想できず、そして決して受け入れられない家族の裏切りだった――。タイトルからして常識を揺さぶるような衝撃の展開を予感させるが、その想像をはるかに超える“家族崩壊のリアル”を鮮烈に描き出す本作。ぜひ本編をご覧いただきたい。

 妊娠・出産にまつわるトラブルや悩み、葛藤などを描き出す作品に共通して感じるのは、「命の重さ」だ。子どもを身ごもり、お腹の中で育て、命がけで出産し、気力体力を削りながらも懸命に育児する。そんな、人生を変えるほどの経験だからこそ、最終的に何をどう選択するかに関わらず、その途上で起きる事柄に伴う重い責任や深い感情が胸をうつ。読んでいるこちら側の感情や倫理に問いかける作品が多く、読みながら自分だったらどう思うか、どう選択をするか、考えながら感情移入してしまう。ぜひじっくり読む時間をとって、各作品の主人公や登場人物の動向を見守ってほしい。

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