40代からの夫婦の「ほどよい距離感」を保つコツ3つ。週1回のミーティングでケンカが減る
夫への不満や距離感に悩む人も多いのでは? ESSE読者の4人に1人は、将来夫との会話がなくなるのではないかと不安を感じているようです。今回は、長く夫と良好な関係を保つヒントを、脳科学から男性脳を解明した『夫のトリセツ』著者の黒川伊保子さんに聞きました。

老後の夫婦の関係性への不安
若い頃は、育児や仕事という共通の目的があっても、いずれは話題がなくなってしまいそう…と不安を抱く読者は少なくありません。
ESSE読者に実施したアンケートによると、読者の4人に1人が「将来、夫と会話がなくなる不安」を感じています。また、「夫の世話」という負担が増えることを心配する声も。
こんな不安も…
・夫婦だけで旅行や外出が楽しめるか不安…65人
・夫の世話が増えそうで不安…48人
(ESSE読者237人が複数回答)
家庭内ではなく、「外の世界」に夫婦共通の楽しみを探す
多くの人が感じている「将来、夫と会話がなくなる不安」については、共通の趣味をもつことが有効だと黒川さん。
「何十年も一緒にいれば、相手への興味が薄れていくのは自然なこと。脳は、未知のものに対して好奇心が湧くので、相手について十分に知ってしまうと、新鮮味がなくなるんです。それに対処するには、話題を“家庭の外”に見つけることが大事。ふたりで楽しめる趣味や目的があれば、会話は自然と生まれるはずです」(黒川さん・以下同)
●4割以上の読者が「夫婦の距離感には趣味が大事」と回答!

夫婦の距離感を良好に保つために「趣味が大事」と回答した人は4割超。子育てが一段落し、ふたりの時間が増えるにつれて、趣味は単なる娯楽ではなく、コミュニケーションのカギとなってくるようです。
夫と「ほどよい距離感」を保つコツ
同じ趣味をもったとしても、夫婦の関係を円満に保つには、ほどよい距離感が重要、とも。
●コツ1:同じ家にいても別の空間で過ごす時間をもつ
「無理にずっと一緒にいる必要はありません。もし、出かけることに文句を言われたら、『私の幸せがあなたの幸せでしょ? 外で楽しく過ごすことで、あなたへの愛を育んでいるんです』くらいは言っていいんですよ」
ただし、出かけることに罪悪感をもつ必要はありませんが、あらかじめ情報を共有することも忘れずに。
●コツ2:時間と曜日を決めて定例ミーティングを行う
「家にいると思っていた妻が、急に出かける準備を始めると、すごくストレスを感じやすい。私がおすすめしているのが、時間と曜日を決めて定例ミーティングを行うこと。今週、自分がなにをするかをお互いに予告しましょう。夫にいちいち『どこ行くの?』と聞かれるのが鬱陶(うっとう)しいという声も聞きますが、それもミーティングで防げます」
●コツ3:自分の幸せを最優先に考える
そして、夫婦の関係を円満にするためになにより大切なのは、自分の幸せを最優先に考えること。好きなことに没頭したり、家庭のほかにも安心して過ごせる場所をつくることも、その助けとなります。
「夫にイヤなところがあっても、相手を変えることはハードルが高い。自分がまず幸せになることで、夫に対するイライラが減り、結果的にいい関係を保つことにつながります」
