中国・広東省東莞市の貿易額、1〜4月は5.4%増

【新華社広州5月29日】中国広東省の黄埔税関が発表した最新の統計によると、同省東莞市の今年1〜4月の貿易額は前年同期比5.4%増の5125億2千万元(1元=約23円)だった。4月単月では前年同月比6.8%増の1388億元だった。
同市の家電メーカー、東莞市緑雅家用電器の通関業務担当責任者、田恒力(でん・こうりょく)氏によると、今年は高温続きにより海外市場での扇風機需要が大幅に増加しており、同社の生産ラインはフル稼働の状態にあるという。同社の1〜4月の扇風機輸出額は前年同期比2倍余りとなる3億元を超えた。
黄埔税関の統計では、「一帯一路」共同建設国との貿易額が前年同期比10.5%増の1776億元となり、市の貿易額の3割超を占めた。インドや中南米、中東、アフリカなどの貿易相手国・地域との貿易額はいずれも前年同期比2桁の伸びを示し、新興市場が対外貿易の伸びをけん引する大きな原動力となっている。
また、1〜4月の同市の民間企業の貿易額は前年同期比5.4%増の3211億6千万元で、市の貿易額の62.7%を占めた。

同市のアートトイ企業、城仕(東莞)文化科技の陳振華(ちん・しんか)副総経理は、感情認識と自然言語処理技術を搭載した人工知能(AI)玩具「小耙(シャオバ)」の輸出が2万台を超え、主に欧米や東南アジアなどの市場に出荷されていると紹介した。
「中国アートトイの都」と呼ばれる同市では、玩具製品のスマート化、ブランド化が進んでいる。1〜4月の玩具貿易額は前年同期比6.8%増の63億3千万元だった。
このほか、1〜4月の同市のハイテク製品輸出は前年同期比26.5%増となった。(記者/壮錦)
