三笘・南野不在の左サイドで鍵を握る中村敬斗「自分のやるべきことは変わらない」
北中米ワールドカップに向かう日本代表合宿は1日の休息を挟んで28日に千葉県で再始動した。練習後、MF中村敬斗(スタッド・ランス)が取材陣に対応。15日のメンバー発表会見を「(フランス時間)朝の7時からライブで見ていた」と振り返り、「まず安心したし、これから頑張っていこうという気持ちになった」と率直な胸の内を明かした。
昨季はフランス2部のスタッド・ランスでの戦いを続けながら、W杯のために個を磨くことに向き合い続けたシーズンだった。リーグ戦では自身初の2ケタとなる14得点を記録したが、「ストレスの日々でしたし、いろいろな噂もあってイライラすることも多かった」。クラブでは代表活動によるコンディション調整の難しさもあり、「代表に行って帰ってきてのギャップみたいなものを感じていた」とも明かす。
それでも長い1年を戦い抜き、日本代表では着実に地位を築いてきた。1年前を振り返れば、代表で先発する機会は少なく、立場は決して安泰ではなかった。それでも「なるようになるって感じでやってきた。試合のたびに結果を残そうと思っていた」と一つずつ積み上げてきた姿勢がブラジル戦のゴールなどで実り、先発有力候補という現在の立場につながっている。
ワールドカップではこれまで左サイドで共演してきたMF三笘薫(ブライトン)、MF南野拓実(モナコ)が揃って不在。左サイド攻撃で鍵を握る中村は「今年はどっちかは毎回いたので、両方いないのは初めて」と語る一方、「自分のやるべきことは変わらない」とも言い切った。
自身に求められる役割についても明確だ。「ゴールにつながるプレーをしたい。ただ、その前にチームの土台であるハードワークや守備をしっかりやることが大事」。シュートの才能だけでなく、献身性を強調するあたりにも、森保ジャパンで生き残ってきた理由がにじむ。
さらに「シャドーとの連係は大事。自分がシャドーになる可能性もある」と語り、ポジションへの柔軟性も示す。誰と組むか、自身が先発なのかも「まだ分からない」としながら、「近いポジションの選手といい形で崩せるようにしたいまずアイスランド戦に向けていいコンディションを作って試合でよりコンディションを上げていけたらいいなと思います」とイメージを膨らませた。
ワールドカップ本大会の開幕まで2週間あまり。刻々と近づきつつあるが、「正直まだ実感は湧いてない」と中村は言う。それでも、長く苦しみながら積み重ねてきたシーズンを経て、いま確かな存在感を放っていることだけは間違いない。
「選ばれるまでしっかり準備していた」。その言葉通り、結果を出し続けてつかみ取った舞台。日本代表の攻撃陣において重要性が一段と増している25歳が覚悟を持ってW杯に挑む。
(取材・文 矢内由美子)
昨季はフランス2部のスタッド・ランスでの戦いを続けながら、W杯のために個を磨くことに向き合い続けたシーズンだった。リーグ戦では自身初の2ケタとなる14得点を記録したが、「ストレスの日々でしたし、いろいろな噂もあってイライラすることも多かった」。クラブでは代表活動によるコンディション調整の難しさもあり、「代表に行って帰ってきてのギャップみたいなものを感じていた」とも明かす。
ワールドカップではこれまで左サイドで共演してきたMF三笘薫(ブライトン)、MF南野拓実(モナコ)が揃って不在。左サイド攻撃で鍵を握る中村は「今年はどっちかは毎回いたので、両方いないのは初めて」と語る一方、「自分のやるべきことは変わらない」とも言い切った。
自身に求められる役割についても明確だ。「ゴールにつながるプレーをしたい。ただ、その前にチームの土台であるハードワークや守備をしっかりやることが大事」。シュートの才能だけでなく、献身性を強調するあたりにも、森保ジャパンで生き残ってきた理由がにじむ。
さらに「シャドーとの連係は大事。自分がシャドーになる可能性もある」と語り、ポジションへの柔軟性も示す。誰と組むか、自身が先発なのかも「まだ分からない」としながら、「近いポジションの選手といい形で崩せるようにしたいまずアイスランド戦に向けていいコンディションを作って試合でよりコンディションを上げていけたらいいなと思います」とイメージを膨らませた。
ワールドカップ本大会の開幕まで2週間あまり。刻々と近づきつつあるが、「正直まだ実感は湧いてない」と中村は言う。それでも、長く苦しみながら積み重ねてきたシーズンを経て、いま確かな存在感を放っていることだけは間違いない。
「選ばれるまでしっかり準備していた」。その言葉通り、結果を出し続けてつかみ取った舞台。日本代表の攻撃陣において重要性が一段と増している25歳が覚悟を持ってW杯に挑む。
(取材・文 矢内由美子)
