八木原被告は彼氏が暴行を受けているのを見て「のんきに笑っていた」特定少年が証言 集団暴行死事件…裁判4日目
北海道江別市で2024年10月、男子大学生が男女6人から集団暴行をうけ死亡した事件で、強盗致死などの罪で起訴されていた川村葉音被告ら3人の裁判員裁判で、当時18歳の特定少年・滝沢海裕被告の被告人質問が実施されました。
強盗致死などの罪に問われているのは、川村葉音被告(21)と滝沢海裕被告(当時18)と少年(当時16)のあわせて3人です。
起訴状などによりますと、3人は2024年10月、長谷さんと交際していた八木原亜麻被告らと共謀し、江別市の公園で大学生の長谷知哉さん(当時20)に暴行を加えて死亡させた上、現金やカードを奪うなどしたとされています。
弁護側の被告人質問「被害者が亡くなっていると聞き、怖くなった」
Q.翌日はどんなことをした?
A.被害者が亡くなっていると聞き、怖くなった。友達に遊びに誘われ、家に1人でいるのが怖くて友達と遊びに行った。
Q.川口被告とは事件後にどんな話をした?
A.自首しようかなと言ったら、「うるせえ、お前だけ行けばいい」と言われた
Q.事件後にグループラインで、八木原被告について色々言っていたのはなぜ?
A.(事件当時)八木原被告はのんきに笑っていて、もっとやってとか言っていたのに、自分だけ警察や弁護士に相談して「自分は悪くない」と言っていたらと思うと、高見の見物をしていると思い、むかついた。
検察から被告人質問 川口被告が「こんなんじゃ死なない」と言った
Q.人に見られるとまずいという気持ちはあった?
A.多少はあったが、川口被告はあくまで話し合うと言っていたので、信じるしかなかった
Q.暴行を見て笑っていたんですよね?
A.いまはそれが悪かったと思います。
Q.どんな暴力をふるっていた?
A.顔を殴ったり10回くらいけっていた
Q.かわいそうだとは思わなかったのか
A.少し思った。ひどいなと
Q.止めました?
A.止めていません。その時は止めようと思わなかった。
誰の発言かを確認するために、被害者が録音していた暴行時の音声が流されると、被害者の遺族が座っている場所から女性の激しい泣き声が聞こえてきました。
Q.被害者はどんな気持ちだったと思う?
A.痛かったり、怖かったと思います。
Q.なぜ暴行を続けた?
A.八木原被告が反省していないというので暴行が再開した
Q.暴行を終わらせるために飛び蹴りをしたと言っているが、終わっていないよね?
A.笑いを取って終わりました。僕が飛び蹴りをしたことで、暴力をふるってもいいのかなという感じになった
Q.どの暴行が一番ひどかった?
A.川口被告がライターで被害者の髪などに火をつけたところ
Q.暴行を続けると命が危ないとは心配しなかった?
A.現場ではしなかった。川村被告が八木原被告を送っている際に、少年に「これ死んじゃうんじゃない」と言われ心配になった
Q.八木原被告にやめようとは言わなかった?
A.八木原被告にあまり関わりたくなかった。話せないわけではないが、八木原被告は被害者のことを反省していないと言うし、目の前で彼氏がやられているのにのんきに笑っていたのが怖かった。
Q.最後に見た被害者の様子は?
A.うずくまっていた。死ぬのではと思ったが、川口被告が「動いているしこんなんじゃ死なない」といったので当時は大丈夫だと思った。
Q.通報しようとは言わなかった?
A.車でみんないる中で、警察とか救急車とか言うと、何と言われるか分からなくて言えなかった
※STVでは今回の裁判の「特定少年」について、事件の重大さや社会的影響などを総合的に判断し、実名で報道しています。
