食肉

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2026年5月26日、中国メディアの第一財経は、食肉大手の河南双匯投資発展(双匯発展)の子会社が生産した豚肉から基準値を大幅に超える抗生物質が検出され、株価下落を招くとともに同社が対策を表明したと報じた。

記事は、黒龍江省市場監督管理局の抜き取り検査により、双匯発展の連結子会社である望奎双匯北大荒食品が生産した豚のもも肉から、基準値の37.5倍に達する抗生物質リンコマイシンが検出されたと紹介した。

そして、同局が不合格製品の陳列停止と回収を指示し、法令違反行為に対する処分手続きを開始したと報じ、26日午前の深セン市場の取引で双匯発展の株価が一時前日比5%超下落し、午前の終値でも3.9%安となったことを伝えた。

記事は、双匯発展の証券事務代表が第一財経の取材に対し、抗生物質の検出は養豚段階で使用された動物用医薬品にあると回答したことに言及。当該子会社は現地で養殖事業を行わず屠殺と加工を担っていると説明した上で、今後は生体豚のサプライヤー管理を強化し残留検査の頻度を引き上げる方針を示したと紹介している。

また、今回の件についてある養豚農家は「リンコマイシンが国家基準の37倍を超えるというのは異常事態であり、深刻だ」と語ったことを伝えた。

記事によると、双匯発展の売上高は5年連続で減少しており、今回問題となった子会社の2025年売上高も14億2000万元(約330億円)で前年に比べて4%減少していたと報じた。

なお、新華社によると、リンコマイシンが基準値を超えた動物性食品を長期にわたり摂取した場合、胃腸障害やアレルギー反応、肝・腎機能の異常などを引き起こす可能性があるという。(編集・翻訳/川尻)