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 俳優の仲野太賀(33)が主演を務めるNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(日曜後8・00)は今月24日、第20話が放送され、俳優の竹中直人(70)が圧倒的な存在感を示してきた戦国武将・松永久秀の最期“壮絶な爆死”が描かれた。

 <※以下、ネタバレ有>

 NHK連続テレビ小説「おちょやん」などの八津弘幸氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ通算65作目。“天下一の補佐役”豊臣秀長を主人公に、豊臣兄弟の絆と奇跡の下克上を描く。兄・豊臣秀吉役は俳優の池松壮亮が演じる。

 第20話は「本物の平蜘蛛」。上杉攻めから離脱し、無断帰国した羽柴秀吉(池松壮亮)に織田信長(小栗旬)は激怒。蟄居の上、死罪に処すと申し渡す。羽柴家一同が助命嘆願に奔走する中、松永久秀(竹中直人)が再び裏切ったとの報。九死に一生を得た秀吉と羽柴小一郎(仲野太賀)は久秀との談判に臨む。唯一無二の茶器「平蜘蛛」を納めれば久秀の謀反は不問、が信長の意向。しかし、破格の条件にもかかわらず、久秀は何故か応じないと言い張る…という展開。

 出自に諸説のある松永久秀、天下一の茶器「平蜘蛛」。“本物と偽物”がテーマの回となった。

 久秀は三度、羽柴兄弟を煙に巻いた。

 吉野には南朝時代に隠された金銀財宝が眠っており「絵図も手に入れた。故に、大和は誰にも渡したくないのじゃ。と言ったら、信じるか?」――。

 自身を“紛い物”扱いしなかった戦国武将・三好長慶は“本物の父”。「その父から初めて任された地が、ここ大和じゃ。この大和を治めることは、このわしが本物であることの証しだ。故に、断じて大和は誰にも渡したくないのじゃ。と言ったら、信じるか?」――。

 炎に包まれながら「あの平蜘蛛は二つとも偽物じゃ」「わしは、とうとう本物を手に入れることができなかった。おまえが先に壊そうとしたあれはな、わしの父が作ったものじゃ。何故止めたのかは、己にもよう分からん。と言ったら、信じるか?」――。

 「何が本物で何が偽物かなど、そんなものはどうでもいい。おまえらもせいぜい苦しめ。うまく信長を欺くんじゃぞ。紛い物をうれしそうに愛でる信長のまぬけな姿を、あの世からとくと楽しませてもらうわ。千秋万歳万々歳。千秋万歳万々歳」

 SNS上には「(竹中が主演した1996年の大河『秀吉』の)“心配御無用!”に続く名台詞“と言ったら、信じるか?”」「私の中で“心配御無用!”並みの名言になりました」「“何が本物で何が偽物か”は大河ドラマ自体に問い掛けているようでもあり。“おまえらもせいぜい苦しめ”は令和の豊臣兄弟へのエールだよね」などの声が続出。竹中の怪演を絶賛した。

 次回は31日、第21話「風雲!竹田城」が放送される。