家がきれいな人が「見直してよかった」小さな家事。朝ごはんはほぼ固定、朝30分のゆとりが生まれた
料理や洗濯、身支度など、やることの多い朝はバタバタしがち。そこで「朝に30分余裕が生まれた」人の工夫を3つ紹介します。「朝の過ごし方を見直してゆとりが生まれ、夫とウォーキングを楽しむ時間ができた」という、3児の母で整理収納アドバイザー1級の高岡麻里恵さんに聞きました。

1:夜ごはんの「ついで」に、朝食やお弁当の下ごしらえ

以前のわが家は、朝になると「連絡帳どこ?」「あの服が着たいのにない!」などの声が飛びかい、毎日バタバタとしていました。
そこで始めたのが、前日の夜に朝の準備をしておくこと。ただ明日の支度を前日にするわけではありません。目指したのは、私がいなくても自然と家族が動けること。その筆頭が朝ごはんの「ついで仕込み」です。
●食材はゆでるだけ&にぎるだけでOK
わが家の朝の定番は、
主食:おにぎり・食パン
副菜:ゆで卵、ブロッコリー、ミニトマト、サツマイモ・納豆、豆腐、チーズ
など、すぐ食べられるものが中心です。
ですので、夜の下ごしらえは野菜や卵をゆでるだけでOK。もしご飯が余ったなら、おにぎりにして冷蔵庫へ入れておけば翌朝に温めるだけ。このように「ついで」で下ごしらえをすませて、キッチンに立つ時間がかなり短くなりました。
ちなみに食パンがメインの日は、ジャムやバター、スプーンをまとめた「パンセット」を冷蔵庫に用意。グループで収納するだけで、子どもたちも準備や片付けがしやすくなりました。
●ついで家事で翌朝の心までラクになる

さらに、書類整理や片付けにも「ついで家事」をとり入れて、無理なく続けられています。
・子どもを寝かしつけたついでに書類をチェック
子どもを寝かしつけたあとに5分だけ時間をつくり、学校のお便りや仕事の書類をまとめてチェック。リビングにプリントの一時置き場をつくることで、紙類をなくすことも減りました。
・寝るついでにテーブルの上とキッチンを整える
ものが散乱しがちなテーブルやキッチンも夜のうちにリセット。とくにキッチンは調理道具やカトラリーをわが家に合う必要最低限の量にしているので、ササッと終わります。
起床時にこの2か所が整っているだけで心がラクになりますし、朝の探しものもかなり減りました。
2:洗濯物をたたまない

以前は「朝にやればいいか」と思い、洗濯や水回りの片付けをすべてあと回しにしていました。しかし、朝は家族みんなが通勤・通学のために動く時間帯。いたるところが混雑して思うように家事が進まず、どんどんあせってしまいました。
そこで見直したのが、やらない家事を決めること。とくにわが家で効果的だったのが「洗濯物をたたまない」ことです。
タオルは乾燥したらそのまま定位置にイン。下着もたたまずに引き出しへ入れています。乾燥機にかけないものもハンガー収納にすることで、干す・しまうといった手間が減りました。
3:ものは「使う場所の近く」にまとめて、移動をカット

片付けというと「見た目を整えること」をイメージしがちですが、じつはものの取り出しやすさもとても大切です。
以前の私は、見た目のきれいさを重視して収納場所を決めていました。しかし実態は、ハンカチをわざわざ別の部屋から持ってきたり、充電器を毎回探したり、ゴミ袋を取りに何往復もしたり…ムダな移動が幾度となく積み重なっていたのだと思います。
そこでものを「使う場所の近く」に移してみました。たとえば、
・上着とバッグを近くに収納
・ゴミ袋のストックはゴミ箱の中へ
・充電器はベッドに固定
と、なるべく移動距離を短くするよう意識。すると家の中を動き回ることが減り、朝の準備もとてもスムーズになりました。
●余裕が生まれ、夫婦でウォーキングをする時間ができた
そして、朝のバタバタが減ると心にも余裕が生まれます。以前は「早く準備して!」と声をかけてばかりでしたが、今では夫婦で数十分ウォーキングをしたり、家族との会話を楽しめるようになりました。
最初から片付けで完璧を目指さなくても、ひとつ工夫するだけで一気に朝がラクになりました。皆さんの参考になれば幸いです。
