まるでホーカーセンターにいるみたい。渋谷横丁でスパイシーなバクテーを頬張りながらオレンジワインが進む夜
全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・渋谷のシンガポール料理店『獅天鶏飯ハナレ』です。
エキゾチックな香りに寄り添うナチュラルワイン
同じフロアのお向かいは古式ゆかしい雀荘で、窓から下を見れば渋谷横丁の提灯が揺れている。それがポップな店内の風情と妙にマッチして、座れば気分はシンガポールのホーカーセンター(屋台街)へひとっ飛び。
どの国にも自慢の煮込み料理があるのは世界共通。かの地の国民食が「バクテー」だ。豚のスペアリブをたっぷりの白胡椒やニンニクと強火で炊いて、身をホロホロに仕上げつつ骨からエキスも抽出する。
バクテー(並)1320円、バクテー用揚げパン385円、オレンジワイングラス1210円

『獅天鶏飯ハナレ』(手前から時計回りに)バクテー(並) 1320円、バクテー用揚げパン 385円、オレンジワイン:グラス 1210円 シンプルな味わいの中にも胡椒の刺激や八角の香りがアクセント。食べ応えのある身はもちろん、スープに浸した揚げパンでもワインが進む
豪快にガブッとやってから熱々のスープで追いかければ、スパイシーな刺激の後から八角の香りもおだやかに膨らんでくる。そんなシンガポール料理(と中華も少々)にナチュラルワインを持ってくるのがこちらのスタイル。
「特に複雑味のあるオレンジや、軽やかな旨みを持つロゼとの相性が抜群です」と店長の相場さん。
薬膳スパイスのエキゾチックな香りもチリソースのコクのある甘みも、それらがしなやかに受け止める。エスニック×ナチュールの変化球的ペアリングにまんまとハマってしまった。

『獅天鶏飯ハナレ』店長 相場蒼馬さん
店長:相場蒼馬さん「ワインリスト以外にも各国のボトルを揃えています」

『獅天鶏飯ハナレ』どこかアジアの風を感じる店内でグラスを傾ければ気分も盛り上がること間違いなし
渋谷『獅天鶏飯ハナレ』
[店名]『獅天鶏飯ハナレ』
[住所]東京都渋谷区渋谷1-24-7 渋谷フラットビル2階
[電話]03-6712-5363
[営業時間]17時〜23時半(フード22時半、ドリンク23時LO)、土・日・祝は12時〜
[休日]不定休
[交通]地下鉄副都心線ほか渋谷駅B2出口から徒歩1分
撮影/貝塚隆、取材/菜々山いく子
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※画像ギャラリーでは、ピリ辛ソースのソフトシェル炒めの画像をご覧いただけます
※月刊情報誌『おとなの週末』2026年2月号発売時点の情報です。
