ジャパンモビリティショー2025で披露された「カローラコンセプト」

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次期カローラの将来像を示す「カローラコンセプト」

 トヨタの看板車種のひとつである「カローラ」は、1966年に初代が登場し、今年でちょうどデビュー60周年を迎えるロングセラーモデルとなります。
 
 現在は2018年に登場した12代目が現行型としてラインナップされており、基本形の「カローラセダン」のほか、ステーションワゴンの「カローラツーリング」、ハッチバックの「カローラスポーツ」、クロスオーバーSUVの「カローラクロス」、そしてホッテストモデルの「GRカローラ」と幅広いバリエーションを持つのも特徴。
 
 そんなカローラの“未来”を示唆するモデルとして、2025年10月に開催された「ジャパンモビリティショー2025」にサプライズ展示されたのが、「カローラコンセプト」でした。

 カローラコンセプトは、基本形の4ドアセダンスタイルでありながらも、圧倒的に低いシルエットや大きく傾斜したフロントガラスなど、保守的なイメージのカローラの概念を打ち砕くデザインをまとっていました。

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 フロントマスクは近年のトヨタ車に採用されている「ハンマーヘッド」モチーフのデザインをより未来的に解釈したスタイルとなっており、左右のヘッドライトを繋ぐ横一文字のライトバーや立体感や精密さを感じさせる灯火類が与えられています。

 またフロントグリルレスのデザインも特徴のひとつで、BEV(バッテリー電気自動車)かと思ってしまう挑戦的な顔つきとなっていますが、BEVはもちろんのこと、HEV(ハイブリッド)やPHEV(プラグインハイブリッド)、FCEV(燃料電池)などさまざまなパワートレインを搭載することを想定しており、新興国向けには純然たる内燃機関を搭載する可能性もあるとのことでした。

 サイドシルエットについてはボンネットからルーフまでがほぼ一本のラインで繋がるワンモーションフォルムとなっており、低い全高も相まってクーペのようなスタイリッシュなものとなっています。

 フロントドアのウインドウについては、傾斜したフロントウィンドウに合わせてラインが前下がりとなっており、サイドから見たときのデザイン上のアイコンとなっているだけでなく、運転席からの視認性にも寄与している形状となっているのも特徴です。

 テールランプもフロントと同じく横一文字が基本スタイルとなりますが、こちらもレンズに凹凸などを与えることで立体感のある仕上げとなっており、左右はボディサイドまでランプが回り込む大胆な形状。

 そしてリアにはトヨタのCIエンブレムと、「COROLLA」のバラ文字のエンブレムが中央に備わる、今風のスタイルとなっていました。

 インテリアはコンセプトカーらしい未来的なデザインとなっており、運転席には横長の液晶ディスプレイメーターと、そこから左右に伸びた操作パネルでミラーやシート、空調の操作ができるようになっているようです。

 そしてセンター部にはテーブルのようなフローティングタイプのセンターコンソールが備わり、その上にシフトスイッチなどが配置されるというレイアウトとなっていました。

 シートは運転席、助手席、後部座席とそれぞれ異なる形状とカラーのシートが用意されており、これはその座席に座った人の役割(運転席ならドライバーなど)に合わせたものとなっているそうです。

 一見すると明らかなコンセプトモデルにしか見えないカローラコンセプトでしたが、公開当時、実際にこのテイストを持ったまま市販化を検討していると言われ、実は現実味の高いものとなっています。

 まもなく登場するであろう次期型カローラが、果たしてどのくらいこのコンセプトモデルに近いものになるのか期待したいところです。