RKC高知放送

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現役引退を発表したパリオリンピックレスリング金メダリストの櫻井つぐみさん。
ふるさとの高知県香南市で、指導者としての活動をスタートしました。

4月18日、香南市で開かれたレスリングの体験教室。

指導したのは、地元出身でパリオリンピックレスリング金メダリストの櫻井つぐみさんです。
櫻井さんは4月3日、選手としての引退を発表しました。

パリオリンピック前と比べて選手を続ける気持ちにギャップを感じたことが、引退の大きな要因になったと語った櫻井さん。
一方で、子どもたちへの指導にやりがいや楽しさを感じたと話し「高知レスリングクラブ香南市教室」の設立を発表していました。

18日、体験教室が始まる前の会場では、櫻井さんが自ら設営などの準備を進めていました。

香南市教室として初めての体験教室には、3歳から小学5年生まで25人が参加。

参加した子どもたちはレスリングの構え方を教わったほか、相手の足を抱きしめるようにとタックルの指導も受けレスリングの楽しさを感じていました。

■参加した子ども
「楽しかった」
「レスリングの構えの状態をキープしたりすることが疲れた。レスリングって楽しいなと思った」

香南市教室として初めての活動を終えた櫻井さんに話を聞きました。

■櫻井つぐみさん
Q.まずは初回終わってみてどう?
「集まってくれてできて良かったと思おうと同時にこれからがすごく大変だしこれから頑張らないとなという思いが強くある」

香南市教室は、父・優史さんが代表をつとめ櫻井さん自身も練習に励んだ「高知レスリングクラブ」の姉妹クラブとして設立しました。

■櫻井つぐみさん
「全く違うチームというわけではなく仲間として頑張っていきたいなという思いがあるのと指導者がまだまだ少ない分、同じ系列として切磋琢磨できるチームとして頑張っていきたいなと思ったので香南市教室という形で作った」

指導者としての第一歩を踏み出した櫻井さん、これまでも講師としてレスリング教室を開くことはありましたがその時とはまた違う緊張感があったようです。

■櫻井つぐみさん
「今までだと誰かがいてそれにゲストで行くよみたいな形だったがこれからは自分が監督として、代表としてしっかりしないといけないので、競技者としてやっていた時の方が気軽にできていた部分もあるので、そこはこれから本当に頑張らないとなと思うし、学び続けることも大切だなと改めて感じている」

自分と同じように子どもたちにはレスリングを通じて「人として成長してもらいたい」。
それが実現できるクラブにしていくのが櫻井さんの目標です。

■櫻井つぐみさん
「人として社会に出たときにレスリングのおかげでこういうふうに成長できたと思ってもらえるように競技者として強くなることだけでなく人間として成長してもらえるように、習い事は学校とは違ったほかのことを学べる場所でもあると思うので自分たちが指導者として指導していけたらいい」

指導者としての活動を本格的に始めた櫻井さん。高知レスリングクラブ香南市教室の活動開始は5月23日からです。