上田晋也のサンデーQの公式Xより

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お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの上田晋也がMCを務めるTBS系新番組「上田晋也のサンデーQ」の初回が5日に放送された。平均世帯視聴率は6.0%、平均個人視聴率は3.3%(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

同番組は先月29日に40年の歴史に幕を下ろした、歌手・和田アキ子の冠番組「アッコにおまかせ!」の枠だ。「サンデーQ」は、ニュースの素朴な疑問を専門家がその場で解消する昼の井戸端ニュース会議。上田は、「わがこととして、自分で考えようというね。『上田におまかせ』されても困るという番組でございます」と、前番組のタイトルに触れつつ番組のコンセプトを紹介した。

進行役は同局・浦野芽良アナウンサーが務め、数名のタレントと「専門家軍団」が毎週、入れ替わりで出演する流れだが、早くも厳しい視線が向けられている。6日のニュースサイト「週刊女性PRIME」(主婦と生活社)では、「新鮮味ゼロの新番組」と一刀両断し、「『上田晋也のサンデーQ』はくりぃむしちゅー上田晋也さんが司会の生放送の情報番組ですが、その直前に同じTBSで放送されている『サンデー・ジャポン』との“既視感”があまりにも強く、新鮮味がゼロなのです」と語る“芸能ジャーナリスト”の見解を掲載。

番組内容についても「司会が直立し、他の出演者が座るスタイルは完全に『サンジャポ』を想起させます。さらに、スタジオは円形に近いレイアウトで、カメラが時折、全体をふかんで抜く演出もそっくり。パッと見で“同じ番組”に見えてしまう」と指摘し、「出演者の疑問を起点に議論し、専門家が解説する流れは『サンジャポ』でもおなじみです。違いは『サンデーQ』では専門家が常にスタジオにいる点くらいですが、本質的な構図は変わりません」とばっさり斬った。

ネットでも不評

一方のネット上ではというと、「『サンジャポ』と被っているので、そのままの延長での視聴はないな」「扱うニュースの内容もほぼ一緒。多少のバラエティー感がないと昼には不向きかも」「上田の音量MAXの声が耳障り。80分間付き合うのは無理」といった感じでツッコミ満載のコメントが散見された。

これに同サイトは、「サンジャポ」と「サンデーQ」の“既視感”について、「チーフ作家や総合演出が『サンジャポ』と同じなんです。他にも制作陣が共通している部分が多い。スタッフが同じなら、番組の設計も似てしまうのは当然でしょう。差別化しようにも限界がある。ただ、和田アキ子が好き勝手にしゃべり、その発言に対する非難も多かった『おまかせ!』のように、1人の意見に視線が集中するMCではなく、上田さんのように他の出演者に話を振りながら全体を回す“バランス型”の進行にして、リスクを避け“安全パイ”に振った点は評価できます」と“芸能ジャーナリスト”が分析。そのうえで、同サイトは「ただ、『巨大パネルで進行する』という独自色があった『おまかせ!』形式を踏襲していたほうが、まだ番組としての個性は際立っていた」と厳しく評価した。

近年、情報バラエティー番組が増えつつあり芸人の起用が必須のようだ。なぜ、そこまで情報番組が多いのか。

ある放送作家によれば、「情報バラエティー番組が強い理由は、視聴者に提供する情報の質と量が高く、視聴者の関心を引くような独自の切り口を持っているからです。バラエティー番組は、視聴者が興味を持ちやすいテーマやトピックを取り上げ、その内容を多様な視点から紹介することで、視聴者の関心を引きつけ続けています。また、バラエティー番組は、視聴者に新しい発見や刺激を与えることができるために好奇心を刺激し続けることができます」との見解を示す。

番組始まって早々に寄せられた酷評。あとは上田の“手腕”に期待を寄せるしかないだろう。