ギリシャ・ピレウス港、25年売上高・営業利益とも過去最高

【新華社アテネ4月4日】中国遠洋海運集団(コスコ・グループ)傘下でギリシャ・ピレウス港を運営するピレウス・ポート・オーソリティー(PPA)がこのほど発表した2025年12月期決算は、売上高が前年比8.6%増の2億5100万ユーロ(1ユーロ=約184円)、営業利益が2.2%増の1億3200万ユーロで、いずれも過去最高を更新した。
同社によると、主要事業はいずれも堅調で、港湾の総合サービス能力も向上している。クルーズ船事業の売上高は24.8%の増加となり、寄港回数、旅客数がともに過去最高を記録し、東地中海の重要なクルーズ船母港としての地位をさらに高めた。コンテナターミナル事業は、紅海危機が引き続きサプライチェーン(供給網)に影響を与える中でも底堅く推移し、3ターミナルの売上高はいずれも10%以上伸びた。
韓超(かん・ちょう)董事長は、世界一流の港湾を目指し、デジタル化やグリーン(環境配慮)・低炭素化を進めながら、運営効率と総合サービス能力を高め、長期的で安定した持続可能な発展を実現していく考えを示した。
コスコ・グループは16年、PPA株の過半数を取得して経営権を握った。ピレウス港は現在、地中海の重要なハブ港となっている。
