“AV新法”が生んだ「セクシー女優の残酷な構図」…「売れっ子は収入青天井、無名は引退」の現実
最初から売れっ子よりも、育てられた女優の方が人々の心を掴みやすく、周りに希望を与えられる。この手の女優が極端に減ると、腐る演者が現れ、脱落へと繋がりやすいのが悩ましい問題といえよう。
「どうせ売れない」と一度思えば最後、早期引退が頭をよぎるのも頷ける。
◆AV新法がもたらした、さまざまな影響…
限られた優秀な演者が残る今のセクシー業界は、本当にサバイバル。私がデビューした2016年時点ですでに「生き残り大戦争」だったのだが、コロナ禍以降は戦いが加速し、新法導入も影響して企画女優の減少へと至った。
新法によって演者を守るような動きが安定化するのは嬉しいものの、その分のデメリットが大きくなればいずれは業界の雲行きが怪しくなる。もう少しビデオが売れて、作品数を増やせるようになれば企画女優もまた増えると思うが、なかなか良い策が出てこない。
これはビデオ業界が長年頭を悩ませる課題であり、打破しなければならない高い壁だと筆者は考えている。
文/たかなし亜妖
―[元セクシー女優のよもやま話]―
【たかなし亜妖】
元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
