キーボードに添えるだけ。ホームポジションの常識を変えるトラックボール「Nape Pro」誕生
ちょい足しで、いつもの作業が爆速に。
ギズモードと、人気沸騰中のキーボードメーカー、Keychron(キークロン)がタッグを組んで、デスクワークを激変させるガジェット、作ってしまいました。
その名も、「Nape Pro(ネイプ プロ)」。
個別のキーやショートカットを割り当てられる、6つのボタンとホイールを搭載した、小型トラックボールデバイスです。

ホームポジションからカーソルを動かす新発想デバイス爆誕
カタカタカタッ。キーボードで入力完了。カーソル動かすために、マウスに手を伸ばす。
ごく当たり前のこの操作。でも、ふと冷静に考えてみると、マウスまで毎回手を伸ばすの、ちょっと面倒じゃないですか?
Nape Proはいつもの入力ルーティーンを、根本から改善します。
ピタッとNape Proをキーボードの下につけたら、はい!完成。
キーボードのホームポジションに手を置いたまま、トラックボールを経由し親指だけでカーソル操作を可能にします。
気づけばいつもの作業が、ずっと速くなっているはず。
トラックボールを、いつでもすぐそばに
「トラックボール」、みなさんは使ったことあるでしょうか。実は作業効率を劇的に高める、優秀なバイプレイヤーなんです。
マウスのように本体を動かす必要がなく、指先だけでカーソルを操れるため圧倒的省スペース。膝の上でもベッドの上でも、どんな環境でも安定して使えることも強みです。
さらに、指の繊細な動きによる、カーソルの精密なコントロールも得意。ミニマム動作で最大の効率を引き出す、マウスともトラックパッドとも一線を画す選択肢です。
そしてそんなトラックボールを、いつでもどこでも使えるようにしてしまう。それが、Nape Proなんです。
25mmの小さめのボールに、幅約35mm、全長約135mmのコンパクトなボディは、場所を取らずキーボードの周りにスッと収まります。
ガジェットポーチにも入るサイズ感は、持ち運びにもピッタリ。外出先のカフェでも、新幹線の中でも、省スペースでトラックボール作業を実現します。ノートPCとの相性も抜群ですよ。
使い方は8通り。好みに合わせて変えられる、レイアウト
ポイントは、その配置の自由さです。
キーボードの下に一体化させ親指で操作するレイアウトをベースに、キーボードの横に置いて小指や薬指で操作したり、左に置いて左利き用に仕立てたり、少し離れたところに置いてマウスとして使ったり、あるいはiPadと一緒にマクロパッドのように使ったりすることもできちゃいます。
置き方のバリエーション、まさかの8通り。45度刻みに向きを変えられます。この機能を「OctaShift(オクタシフト)」と名付けました。
自分にぴったりの配置を模索するも良し、作業に応じて向きを切り替えながら使うも良し。あなたのニーズに応えます。
ほぼ無限のキー割り当てで、作業効率爆上がり
「Ctrl + C」、「Command + C」、「Win + Shift + S」、「Shift + Command + Z」…よく使うショートカットは楽に使いたいもの。
Nape Proに搭載された6つのボタンには、それぞれ個別のキー、ショートカット、マクロを登録できます。キーボード上で複雑な"同時押し"をしなくても、1クリックで必要なアクションを繰り出せます。
すべて高耐久な静音マイクロスイッチで、わずかな力でコントロール可能。コクッっとした押し心地も良く、斜めから押しても反応してくれます。
たとえば、本体下部の最もアクセスしやすいM1・M2ボタンに「左右クリック」、他の4つに「戻る」「進む」「コピペ」を割り当てれば、マウスいらずの盤石コントロールツールの出来上がり。ただこれも、無限にある可能性のほんの一つです。
それに、ホイールも便利。たとえば、Webページのスクロールや、動画再生時のスキップ、キャンバスの拡大縮小に音量変更など、連続的な操作に最適です。
もう複雑な操作はいりません。これさえあれば、あらゆる機能を即座に起動でき、作業効率、爆上がり必至です。
徹底的にこだわりたいあなたへ。欲しいを叶えるカスタマイズ性
それに、本気でこだわりたい人にも、Nape Proはしっかり応えます。
レイヤー機能が存在し、ボタンやホイールの役割を随時変更できるんです。たとえば、「左クリック」に設定していたボタンを、レイヤーを切り替えることで「コピー」として機能させる、なんてことが可能です。
短押し・長押し操作、複数キーの同時押しにも対応し、6つのボタンで、何通りものアクションを実現してしまいます。可能性、広がりまくり。
接続方式には、USBケーブル、Bluetooth接続、2.4GHz ワイヤレス接続の3種を用意。作業内容・環境に合わせて使い分けられます。
さらに、Nape Proのケースの3Dデータはオープンソースとして公開します。自分好みのカラーのケースを作ったり、ボタンキャップを制作することもできちゃう。
ソフトウェアにはキーボード向けオープンソースプラットフォーム「ZMK Firmware」を採用し、オリジナル機能を開発する環境も整えました。
小さなボディのNape Proですが、あなた仕様に、バッチバチに仕上げることもできるんです。
編集部員の自分用デバイスが、世界的メーカーの手で製品化
このNape Pro、実は、ギズモード編集部員・綱藤の、個人開発から生まれたデバイスなんです。
もともと自作キーボードが趣味で、トラックボールユーザーだった綱藤。キーボード作業に歩調を合わせてくれる、自分のためのトラックボールデバイスが欲しいと思い立ち、開発したのが、初代「Nape」でした。
すでに自作キットとして100個ほど販売し、購入者からも確かな反応を得てきました。
ただ個人開発には限界があります。もっと強力な機能を付け加え、多くの人にこの便利さを体感して欲しいという思いから、今回綱藤自身もファンであるKeychronの力を借りて、製品化に漕ぎ出したというわけなんです。
実は、Keychron自体もトラックボールを使った製品の検討はしていたのですが、話は進んでいなかったそう。というのもトラックボール、日本以外ではほとんどメジャーではありません。そのためKeychron自身もトラックボールの知見が足りず、どんな製品を作ったらいいのか、困っていたところでした。
そんな両者の出会いが実現したプロダクト。個人の想いと、メーカーの技術力が、本機を完成に導いたんです。おかげさまで、まさに「Nape」の上位モデル、"Pro"を冠するに相応しい仕上がりになりました。
チームは、ギズモードが全体のプロデュースを担当し、その方向性をもとにKeychornが独自技術で設計、開発を進めています。
トラックボール好きの日本。注目メーカーKeychronが「Nape Pro」を作る理由
スペックについて
詳しいスペックはこちらです。
製品寸法:厚さ19mm、幅34.7mm、全長135.2mm、ボール含む全高 36mm
チップ:Realtek 8762GKU
センサー:Pixart PAW3222 sensor
ポーリングレート:1,000Hz
ボール径:25 mm
バッテリー容量:180 mAh
連続使用時間:約 45 時間
スイッチ:Huano サイレントマイクロスイッチ
接続方式:Bluetooth / 2.4 GHz / 有線
本体カラー:ホワイト / ブラック
ボールカラー:ブラック / ブルー / オレンジ / シルバー
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Nape Proは、現在CoSTORYにて先行販売を実施中です。
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