NY株式16日(NY時間16:26)(日本時間05:26)
ダウ平均   42515.09(+317.30 +0.75%)
S&P500    6033.11(+56.14 +0.94%)
ナスダック   19701.21(+294.38 +1.52%)
CME日経平均先物 38690(大証終比:+330 +0.86%)

 きょうのNY株式市場、ダウ平均は大幅に反発しており、一時500ドル超上昇する場面が見られた。本日は原油相場が反落しており、WTIは一時70ドルを割り込む中、米株式市場の買い戻しを誘っている。

 中東情勢は依然として緊迫化しているものの、いまのところイランの原油輸出インフラに損傷は出ておらず、ひとまず安心感に繋がっているようだ。イランがトランプ大統領にイスラエルに停戦を呼び掛けるよう要請したことも安心感に繋がっている。

 特に、世界の原油供給の約5分の1が通過するホルムズ海峡の封鎖も発生していないこともサポート。施設への攻撃も懸念材料ではあるが、最大の懸念はホルムズ海峡への影響と見られている。

 ストラテジストからは、中東での紛争激化は米国株の調整リスクを高める可能性があるとの指摘が出ている。中東の紛争が、消費者の健全性、経済全体の見通し、FRBの政策路線に対する懸念を一段と高め、S&P500の年末のフェアバリューが4800-5200の範囲に下振れするシナリオに言及。

 今週はFOMCが予定されており、18日に結果が発表される。先週のインフレ指標が予想を下回り、市場は年内の利下げ期待を高める動きも見られているものの、関税の影響を見極めたいFRBは利下げへの慎重姿勢を変えないと見られている。中東情勢の緊迫化もそれに加わっている格好。

 今回はFOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)も公表されるが、年内1回の利下げに予想を変更すると見られている。3月時点は2回だった。

 衛星ブロードバンドのエコスター<SATS>が急伸。トランプ大統領が、同社の周波数ライセンスを巡り対立している同社と米連邦通信委員会(FCC)のカー委員長の間に入り、問題解決を促したと報じられている。

 バイオ医薬品のサレプタ・セラピューティックス<SRPT>が急落。遺伝性筋疾患を対象とする同社の遺伝子治療薬「エルビデイズ」を巡り、2人目の患者が死亡した。今回の死亡は、3カ月前に10代の少年が亡くなった件に続くもの。

 シスコシステムズ<CSCO>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を73ドルに設定した。同社は今後数年間に渡り、安定的な1桁台半ばの成長見通しが強まったと指摘。

 女性用ランジェリーのビクトリアズ・シークレット<VSCO>が上昇。アクティビスト(物言う株主)のバリントン・キャピタルが株式を取得したと伝わった。取締役会と経営戦略の変更を求める意向だという。

 動画配信の受信機器やプラットホームを手掛けるロク<ROKU>が上昇。アマゾン<AMZN>の広告サービスであるアマゾン・アズとのパートナーシップを発表した。

 USスチール<X>が上昇。日本製鉄<5401>と同社は、米政府との間で国家安全保障協定を結んだと声明で明らかにした。また、両社はトランプ大統領が買収計画を承認したため、今後速やかに買収が成立する予定だとしている。

 バイオ医薬品のセージ・セラピューティクス<SAGE>が大幅高。同業のスパーナス・ファーマ<SUPN>が同社を買収することで合意した。

 動画配信の受信機器やプラットホームを手掛けるロク<ROKU>が上昇。アマゾン<AMZN>の広告サービスであるアマゾン・アズとのパートナーシップを発表した。