【ネタバレ】アプリで潜入捜査し浮気夫にリベンジ!『旦那がマッチングアプリでやりとりしてる相手は嫁です』

【最初から読む】探偵顔負けの潜入捜査。その手法とは?『旦那がマッチングアプリでやりとりしてる相手は嫁です』
結婚して1ヶ月の新妻が、浮気夫をこらしめるべく奮闘するコミックエッセイ『旦那がマッチングアプリでやりとりしてる相手は嫁です』。原作者のもなかさんの実体験をもとに、マッチングアプリに潜入して夫の浮気を捜査する妻とその後の夫婦関係を描いています。
この作品についてもなかさんは「ノンフィクションです、残念ながら(笑)。『絶っっっ対に、こらしめたる!!』という勢いで、潜入捜査を始めました」と話します。彼女が決死の覚悟で始めた行動は、どんな波乱を巻き起こしたのでしょうか? まずはあらすじを見ていきましょう。

もなか
30代のOL。マッチングアプリで出会った夫と1ヶ月前に結婚し、兼業主婦デビューしたばかり。

旦那
40代の元美容師。もなかと結婚した直後に勤務先を辞め、現在は失業保険を受給しながら、独立に向け準備中。

ちなみに、もなかとの1年弱の交際期間中に浮気の前科があり、その際に「もう裏切るようなことはしない」という約束をして、もなかと結婚している。
■新婚1ヶ月の夫のスマホにあやしいアプリが…

旦那のスマホに表示された通知に違和感を覚えたもなかは、アイコン名を検索してみることに。

検索結果にあがったのは、なんとマッチングアプリ!
動揺したもなかでしたが、結婚前からやっていたマッチングアプリを削除するのを忘れていただけだろうと判断します。しかしその後もひっきりなしに来る通知…。

旦那がトイレに消えた隙に彼のスマホを確認すると、4種類のマッチングアプリからの通知がありました。
「確実にやっとるな」
この瞬間に旦那がマッチングアプリで女あさりをしていると確信したもなかは、旦那をこらしめるべく行動を開始するのでした。
■パリピ女性に扮してアプリで潜入捜査開始!
もなかが最初に着手したのは、証拠をつかむこと。アプリの通知だけでは言い逃れができてしまうし、あまつさえ、旦那は結婚前の浮気もなかなか認めようとしなかった経緯があります。
彼女はまず、旦那がやっているであろうマッチングアプリをかたっぱしからダウンロード。旦那好みの女性になりすまして写真を撮り、プロフィールを作成します。


こうして「パリピ女・みゆな」という架空の女性になりきったもなかは、マッチングアプリ内での潜入捜査をスタート! 旦那の可能性のある男性ユーザーに次々にメッセージを送り、旦那本人でないと分かると即ブロックするという行動を繰り返しました。

GPSの位置情報でマッチング相手を検索する機能に気づいたもなかは、同じ部屋にいる旦那に仕掛けてみることに。

するとまんまと旦那を発見することに成功したのです!
しかも彼のアイコンは、顔写真も本名もそのまま。あまりにもあっさり見つかったことに拍子抜けしつつも、もなかは旦那のアイコンをタップすることにしました。

ちなみにこのアプリは、相手のプロフィールを閲覧すると「足あと」が残るような仕組み。旦那側には「みゆな」が訪問したことを知らせる通知が届いたはずです。
もなかは、旦那にメッセージを送ろうとします。「どうすればうまく誘いに乗ってくれるか…」と悩んでいた彼女の目に飛び込んできたのは、信じられない通知でした。

なんと旦那の方から飲みに誘ってきたのです!
呆気に取られながらも、「みゆな」としてやりとりを続けるもなか。次第に、旦那がなぜこんなアプリをしているのか、その理由が知りたくてたまらなくなりました。そこで彼女は、旦那に彼女がいるのか尋ねるメッセージを送信。

旦那から返ってきたのは「おらんよ!」という能天気な返事。
大ショックを受けながらも、もなかは「みゆな」としてテンション高めなやり取りを続け、旦那から具体的な飲みの誘いメッセージを引き出します。

メッセージによれば、どうやら旦那はもなかが仕事でいない昼間にデートするのを狙っているよう。

その思惑に感づき激怒したもなかは、ついつい暴走したメッセージを送ってしまいます。
我に返ったもなかがあわてて軌道修正しようとするも、旦那は「みゆな」をブロックし、やりとりは終了してしまったのです…。

■今度は清楚系ビッチに変身! 絶対に証拠を掴んでやる
こんなことでは諦めないもなか。同時にインストールしていた別のマッチングアプリで発見した旦那に向け、「清楚系ビッチ・さあや」として再度足あとを残しました。

すると早速、旦那の側からメッセージが…!

「みゆな」のときと同じ展開に驚きながらも、もなかは旦那と慎重にメッセージを重ねていき、なんとか昼飲みの約束を取り付けました。
ここでもなかが考えたのは、旦那が言い逃れできないような証拠を押さえたいということ。

「さあや」から旦那SNSのIDを尋ねるメッセージを送り、IDを聞き出しました。

見覚えがあるID。「記憶違いかもしれない…」そんな淡い期待をしながら検索したそのSNSのIDは、やはり旦那のものに違いありませんでした。
■女あさりを続ける旦那についに制裁を下す
マッチングアプリで出会った「さあや」と、飲みに行こうとしている旦那。
そんな奴への制裁は、待ち合わせ場所にもなかが登場して反省させようともくろんでいました。しかし、憔悴しきった彼女には、そんな気力は残っていません。

そこで彼女は、このまま「さあや」に旦那へのメッセージを通して天罰を下してもらおうと考えたのです。
まずは、昼飲みの約束の日まで、度重なる旦那からの「さあや」へのメッセージを無視。焦り切っているであろう旦那に、ついに爆弾メッセージを投下します。

それ以降、旦那からのメッセージの返信はありませんでした。もなかが、同じ部屋にいた奴の様子を伺ってみると、明らかに撃沈している様子…。次の日の夜、もなかは旦那と対峙する覚悟を決めました。
まずは旦那に、マッチングアプリについて聞いてみることに。案の定とぼける奴に業を煮やしたもなかは、核心に迫る言葉を投げつけます。

これまでの経緯や、過去のあやまちを問いただすもなかに対し、旦那が言い放ったのは…。

「人と話したかっただけやねん!」
という衝撃のセリフでした。「いろんな人と交流して知識の幅を広げたかっただけ」などと見え透いた嘘を並べ立てる旦那に感情が沸騰したもなかは、思いつく限りの汚い言葉で罵りました。
ひとしきりそうした後は、旦那にその場でアプリを削除させ、今後、マッチングアプリも浮気もしないことを約束させます。

もし約束を破れば離婚、そう決めて、再度旦那を信じることにしたもなか。

このときの彼女は、旦那がさらにえげつない裏切りをしていることを知る由もなかったのです…。
■【ネタバレ】「アプリはもうしない」誓ったはずの夫が…
マッチングアプリ事件から2週間経ったある日、帰宅したもなかは胸騒ぎを覚えました。そして偶然知ったパスコードを使い、旦那の不在時にタブレットのロックを解除。マッチングアプリは発見できなかったため一安心したもなかでしたが、次に一番気になっていたメッセージアプリを開いてみました。するとそこには衝撃の光景が…。
表示されたトークルームは、上から下まで、およそ20人以上の女性とのやりとりで埋め尽くされていたのです。

トーク履歴を詳しくチェックしてみると、マッチングアプリで連絡先を交換している女性に遭遇。その痕跡から、旦那はもなかと結婚する何ヶ月も前からアプリを使っていたようです。
トークルーム全体の8割がアプリで知り合った女性とのやりとりで、実際に会っていたのはその中の1割、残りの女性からは返信がありませんでした。しかし旦那は、連絡が途絶えた女性に対してもめげずに誘いのメッセージを送っていました。

それは、もなかと「マッチングアプリはもうしない」と誓った後にも続いていたのです。しかも一人だけではなく、複数の女性に…。ショックを受けるもなかでしたが、アプリで会った女性とは普通に飲みに行っているだけのようで、それ以上の関係を匂わせる文面はありません。
トークルームに履歴があった20人のうちの、昔からの知り合いらしき女性の中には、既婚者もいました。その女性S子とは、もなかと旦那が婚姻届けを提出する前日にもメッセージを交わし、実際に会ってもいたようです。

もなかは、S子のほかにも、気になるやりとりをしている女性B子を発見。B子とは、甥っ子と出かけてくる、という嘘までついてドライブデートを楽しんでいました。
心に大きな傷を負いながらも、もなかは証拠となりそうなLINEのやりとりをすべて写真に収めました。
■【ネタバレ】忘れられない結婚前の裏切り
もなかと旦那が結婚する前、付き合って半年がたった頃のころ。
当時の彼の自宅には、元カノが使っていたという化粧品や服がそのままになっていましたが、もなかは「そのうち捨てるだろう」とさほど気にしていませんでした。しかしある日、彼女のものではない化粧品やシャンプーが増えていることに気づいてしまったのです!
「これは絶対に怪しい」
そう思ったもなかは部屋の隅々までチェックし、ゴミ箱の中から女性が泊まっていったという確たる証拠を発見。

その証拠をつきつけたことで、旦那(当時は彼氏)は浮気を認めたのでした。

旦那によれば、その女性とはもなかと出会う前からの知り合いで、恋愛感情はないとのこと。元カノでもないらしく、いわゆるセフレだったようです。すべてを話した旦那にもなかは別れたいと告げますが、彼は首を縦にふらず何かと理由をつけて食い下がってきます。
根負けしたもなかは、「ほかの女性のものは即刻すべて廃棄すること」「結婚前提にまじめに向き合い親に挨拶すること」「絶対に裏切らない」という約束を交わし、旦那との復縁を受け入れました。
そしてこの時のセフレ女性が、結婚後のいま、またしても登場したのでした。

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マッチングアプリでパリピ女や清楚系ビッチになりすます、などキャッチーでコミカルな展開が魅力の本作ですが、夫の嘘と裏切りによって打ちのめされるもなかさんの心情は察するに余りあります。しかし、もちろんもなかさんが黙って夫を許すはずもなく「制裁」を下すことに…!
原作者のもなかさん
「私のこの選択が正しかったのかどうかは、まだわかりません。そしてひとりで誰にも相談できず、パートナーの浮気に悩んでいる方。その思いを、何かしらの方法でぶちまけてみてください。私は匿名でSNSで発信したという形ですが、本当に本当に救われましたから」
最後の最後はちょっと意外な展開に…!? 浮気の捉え方が人それぞれであるように、この結末をどう感じるのかはあなた次第。ぜひ漫画を最後まで読んで、サレ妻・もなかさんの戦いの行方を見届けてください。
文=山上由利子

