イーロン・マスク氏がTwitterを買収してから、記事作成時点で1年が経過しようとしています。その間に名称がTwitterからXに改められ、多くの従業員がリストラされるなど大きな環境の変化があり、モバイルDAU(1日あたりのアクティブユーザー数)は減少したと報じられていますが、一方で、ヘビーユーザーはそれほど離脱していないことが明らかになっています。

X’s Tumultuous First Year Under Elon Musk, in Charts - WSJ

https://www.wsj.com/tech/xs-tumultuous-first-year-under-elon-musk-in-charts-71656f81



Despite usage declines, X remains ‘stickier’ than first thought | TechCrunch

https://techcrunch.com/2023/10/26/despite-usage-declines-x-remains-stickier-than-first-thought/



イーロン・マスク氏による買収から1年を経て、X(Twitter)のトラフィックや月間アクティブユーザー数は減少する傾向にあることが調査会社・Similarwebのデータから明らかになっています。

Twitter買収から1年が経過しXのトラフィックや月間アクティブユーザー数は減少している - GIGAZINE



このことは、リンダ・ヤッカリーノCEOもテックカンファレンスの際に認めています。

Xのアクティブユーザーが減少傾向にあるとリンダ・ヤッカリーノCEOが認める - GIGAZINE



調査会社・Sensor TowerやApptopiaも同様の傾向を報告していますが、Apptopiaは、ユーザー減少はサービス名改称の2023年7月ではなく、2023年5月から始まっていることを指摘。DAU数も確かに減少はしているものの、これはユーザー維持率とは関係なく、ブランド名変更によりアプリストアからの新規ユーザー流入が減少したことのが原因であると示唆しました。

Threadsのようなライバルは出てきたものの、Xからユーザーを引き離す要因にはなっていないことも指摘されています。Apptopiaの調べでは、Threadsを試したXユーザーはわずか10%で、そのうち半数はリリース直後に使っただけだったとのこと。

またアメリカにおいては、Xの利用時間が上位10%のヘビーユーザーは、ユーザー全体の合計滞在時間の72.4%を占めていますが、この数字は2022年1月調査時点の73.1%からわずかに減少しただけであることから「ヘビーユーザーはほとんどXを離れていない」といえます。

ニュースサイトのTech Crunchは、Xには多数のライバルがいるものの、完全にユーザーを奪うような存在になるのは難しいかもしれないと述べています。