名和田が決めたFKはキックの位置が物議を醸した。(C)2023 Asian Football Confederation (AFC)

写真拡大

 U-17韓国代表が日本代表に0−3の惨敗を喫したU-17アジアカップの決勝の後、韓国のメディアやファンはこぞってレフェリーを批判した。

 主に問題としているのが、次の3つのシーンだ。

・スコアレスで迎えた44分、DFコ・ジョンヒョンが2枚目のイエローカードで受けて退場。この警告は妥当だったのか。
・上のファウルで与えたFKを名和田我空に直接決められた際、ボールが置くポイントがファウルをした位置より、前になっていた。
・83分にペナルティエリア内で韓国のFWキム・ミョンジュンが日本のGK後藤亘と接触。ノーファウルでPKが与えられなかったが、前者に先にボールに触っている。

 韓国メディア『SPOTV』が嚙みついたのは、なんとAFC(アジアサッカー連盟)が公開した試合のハイライトだ。この3つシーンがいずれも含まれていなかったため(名和田のFKはボールをセットしたところから)、「意図的な編集で議論となる場面を削除した」と批判した。

【動画】AFCのハイライトではカットされた疑惑の “ノーPK”シーン
「AFCが意図的な編集で目隠しに出た。主審は韓国だけに厳格だった。前半序盤のジン・テホが日本ペナルティボックスの中で腕に押されて倒れたときはスルーした。コ・ジョンヒョンが警告を受けたシーンはボックスの外で危険なエリアと距離が遠かった。激しい接触でもなかったのにカードを出した。

 日本がコ・ジョンヒョンのファウルで得たFKの位置を5メートルほど前にしたのも主審は黙認した。反面、日本のボックス内のファウルは見逃された。もしVARがあったならPKはもちろん、カードも出さなければならない状況だ]

 そして、「視聴者の間で判定について議論が起き、韓国サッカー協会も抗議したが、AFCは驚かなかった」と綴り、ハイライトについてこう糾弾している。

「3分の決勝戦のハイライトを制作し、意図的に問題になった場面を削除した。ゴ・ジョンヒョンの退場シーンを含め、2回のPKを得るべきだったシーンもすべて編集された。誤審を認めないというAFCの意志を垣間見ることができる」

 ハイライトまで標的になるなど、怒りが収まらないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部