堂本光一と10年愛、「佐藤めぐみ」の評判 デビュー作「金八先生」では陰で泣いていたことも

スポニチアネックスは2月26日、「堂本光一、佐藤めぐみと10年愛 『SHOCK』共演きっかけに…ヒロイン支え続け 関係者『息ぴったり』」の記事を配信した。たちまち記事はSNS上で拡散されたが、その際、ドラマ「3年B組金八先生」(TBS系列)に言及する投稿が多かった。
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【写真を見る】性格の良さが表情にも出ている? 「堂本光一」との10年愛を報じられた「佐藤めぐみ」
Twitterで検索すると、次から次へと該当するツイートが表示される。その中からほんの一部をご紹介しよう。
《佐藤めぐみって金八出てた人!! めっちゃ覚えてる!!》
《佐藤めぐみさんは金八さんの頃に注目していた女優さんなので素直に嬉しい》
《佐藤めぐみさんって、金八の赤嶺繭子役の……!!!おおおお》
堂本光一は1979年1月生まれの44歳、佐藤めぐみは1984年11月生まれの38歳。2人の馴れ初めについてスポニチアネックスは、《09年のミュージカル「Endless SHOCK」での共演》と報じた。

実は翌2010年上演の「Endless SHOCK」の劇評で、佐藤の演技が絶賛されている。
《劇場オーナーの娘リカを演じる佐藤めぐみの演技は芝居を引き締め、ダンスや歌にも説得力を増している。本格ミュージカル女優への飛躍に期待したい》(註)
演技力が高く評価される佐藤のデビュー作は「金八先生」で、少なからぬファンが鮮明に覚えているというのは極めて興味深い。担当記者が言う。
「佐藤さんが出演したのは2001年10月から放送された第6シリーズでした。このシリーズは、平愛梨さん(38)、上戸彩さん(37)、増田貴久さん(36)、本仮屋ユイカさん(35)、加藤シゲアキさん(35)、中尾明慶さん(34)……と、今も人気の芸能人を数多く輩出したことで知られています」
マネージャーとケンカ
ドラマの内容も注目を集めた。性同一性障害や犯罪加害者の家族といった大きなテーマが根幹に据えられ、特に性別に悩む上戸彩の熱演が話題を呼んだ。
「当時、ドラマウォッチャーが『金八先生というよりビバリーヒルズ高校白書のようだ』と驚くなど、非常に話題を集めました。その中で佐藤さんは、英語が得意な優等生役を好演しています。ちなみに、主演の武田鉄矢さん(73)が後に『上戸彩は特別可愛かった』と振り返ると、上戸さんが『一番のお気に入りは佐藤さんだった』と明かしたというエピソードがあります」(同・記者)
佐藤は中学生の時にスターダストプロモーションにスカウトされ、主に演技のレッスンを受けてきたという。
女優としての素質は早い時期から認められていたわけだが、彼女にとっても「金八先生」は演じることの楽しさに目覚めた作品だったようだ。ドラマの製作現場に詳しい関係者は「金八先生のことはよく覚えています」と言う。
「上戸さん、平さん、本仮屋さんが目立っていたので、充分に脚光を浴びることができずにかわいそうでした。おまけに、2人の同級生から好意を持たれ、犯罪加害者の父を持つ同級生を精神的に支えるという非常に難しい役でした。撮影現場では穏やかな表情を見せていましたが、ある日突然、泣きはらした顔で現れたこともあります。マネージャーとケンカをしたのが原因だったのですが、それだけ佐藤さんもマネージャーも気合いが入っていたのでしょう。しばらくすると仲直りしました」
追い風が到来!?
以来、映画、テレビドラマ、舞台と、着実に活躍の場を増やしていった。最近では「演技に円熟味が増してきた」と評判になっていたという。
「仕事を共にした関係者は、誰もが佐藤さんの性格の良さを口にします。みんなから可愛がられるタイプですね。その一方で、演技に対するプロ意識は非常に高い。堂本さんが佐藤さんに惹かれたのも、仕事に対する姿勢だったと聞いています。今のところは交際報道にとどまっていますが、結婚の可能性は高いのではないでしょうか」(同・関係者)
芸能界は競争が激しい。単に演技が上手いだけではスターになれない。だが、今回の報道で佐藤の知名度が一気に高まったことは間違いないだろう。
スポニチアネックスが《交際期間は約10年に及ぶが、2人で外出することはなく、ひそかに愛を育んできた》と報じたことも、世論は好感したようだ。
「スターダストの所属女優では、北川景子さん(36)、小松菜奈さん(27)、葵わかなさん(24)、永野芽郁さん(23)といった方々が大活躍しています。佐藤さんのライバルとなると、スターダストでは瀧本美織さん(31)、他の事務所ならフラーム所属の山口紗弥加さん(43)といった感じでしょうか。佐藤さんの演技力と、交際や結婚という話題が追い風になれば、出演依頼はさらに増えると思います」(同・関係者)
註:<芸能ウオッチ>「SHOCK」 アイドル芝居超える(共同通信/秋田魁新報:2010年7月28日)
デイリー新潮編集部