広告なしでInstagramを楽しめるサードパーティ製のアプリ「The OG App」が、リリースからわずか1日でApp Storeから削除されました。Instagram運営元のMetaは「ポリシー違反があったため、強制措置を講じた」と報告しています。

Meta cracks down on ad-free Instagram client a day after it launched | Engadget

https://www.engadget.com/meta-cracks-down-on-og-app-instagram-client-005949126.html

The OG App promised an ad-free Instagram feed then got pulled from App Store | TechCrunch

https://techcrunch.com/2022/09/27/og-app-promises-you-an-ad-free-instagram-feed/

The OG AppはInstagramを閲覧することができるサードパーティ製のアプリです。Instagramを広告なしで閲覧することができ、ユーザーにとって不要なおすすめ投稿や、短尺動画「リール」などを一括で非表示にできるカスタマイズ性も備えていました。



このアプリは2022年9月27日にApp Storeでリリースされ、初日に1万回のダウンロードが行われましたが、その後28日に同ストアから削除されました。

Appleは削除の理由として「App Storeのガイドラインでは開発者が許可なく第三者のサービスを使用することを禁止している」という点を挙げ、「The OG AppのInstagramの無認可使用はユーザーにセキュリティリスクをもたらします」と述べました。



Metaも「このアプリは当社のポリシーに違反しており、我々は適切な強制措置をとっています」という声明を発表しています。Metaのポリシーでは以前からサードパーティのInstagramクライアントを禁じており、近年では同ポリシーに違反するクローンサイトに対し訴訟を起こすこともあるなど、不正行為に目を光らせています。今回問題となったThe OG Appは、開発の過程でInstagramのAPIをリバースエンジニアリングしていたとのことで、この点がMetaのポリシーに違反したものと見られています。

また、MetaはThe OG App開発チーム全員の個人的なFacebookアカウントおよびInstagramアカウントを永久に停止したとのこと。開発チームの代表者は「私たちがユーザーに対して正しいことをしたというだけでMetaは私たちを抑圧し、検閲するための異常な手段をとろうとしています」と述べ、不満をあらわにしました。





なお、The OG AppのAndroidバージョンは記事作成時点でも公開されています。