2030年までに電動化と明言…どうなるロードスター

マツダは、2021年6月17日に開催した今後展開していく新型車やそれらに採用する新技術などを説明する、中期技術・商品方針説明会にて、ロードスターの今後についてコメントをしました。

欧州で「SUVへの注力が最優先」と発表しているマツダですが、オープン2シーターのロードスターは今後も生産を続けるとし、取締役専務執行役員の廣瀬一郎氏から「ロードスターは2030年までに電動化する」と説明されています。

現在の4代目ロードスターは純ガソリンエンジン車となっていますが、8年以内に純ガソリンエンジンのロードスターは消滅することとなります。

現行型は2015年デビュー、まだ数年は現役か

ロードスターは、2015年にフルモデルチェンジし現行モデルの4代目ロードスター『ND型』となりました。2022年でデビュー7年となり、そろそろ次期型への移行も考えられる時期です。

ただし、ロードスターはこれまで、初代NA型が約9年、2代目NB型で約7年、3代目NC型は10年と一般的なモデルと比べると長めのモデルサイクルを歩んできました。

また、2022年から2023年にかけて新型クロスオーバーSUV5車種、『CX-50』『CX-60』『CX-70』『CX-80』『CX-90』の導入を発表。これは、SUVに限定した話ではあるものの、欧州での「SUVへの注力が最優先」という話から、この5車種の導入が済むまではそれ以外の新型車の登場は無いものと考えられるでしょう。

そのためロードスターのフルモデルチェンジは2024年以降になるものと思われます。

RX-VISION譲りの美しいスタイリングに?

提供:Alfredo Rocha

次期ロードスターがどのような姿になるのかを予想したCGを、メキシコの3DモデラーAlfredo Rochaさんが作成しました。

「世界一美しいFRのプロポーションをつくりたい。」というマツダの思いをかたちにしたコンセプトカー『RX-VISION』をベースにした姿として描かれ、次期ロードスターは美しいスタイリングのFRオープンスポーツカーになると予想。

日産 フェアレディZのように、プラットフォームはキャリーオーバーしつつスタイリングを大幅に刷新する『実質フルモデルチェンジ』となるかもしれません。

提供:Alfredo Rocha

リトラクタブル式ハードトップのロードスターRFにもこのデザインを反映。ロードスターと同じく後輪駆動であるRX-VISIONのスタイルが、違和感なく調和しているように見えます。

ロードスターにロータリーエンジン搭載はある?

出典:j-platpat.inpit.go.jp

将来的に電動化技術が導入されることがわかっているロードスターですが、その電動化がバッテリーEVになるのか、ハイブリッドになるかまではわかっていません。

しかし、2022年秋にMX-30 EVにロータリーエンジンを搭載したプラグインハイブリッド『MX-30 PHEV』が登場する予定となっています。

このMX-30 PHEVから搭載されるロータリープラグインハイブリッドを使い、縦置きにレイアウトしたロードスター PHEVのデビューは可能性として十分に考えられるでしょう。