1

圧倒的な強さ・美しさ・カリスマ性で「20世紀最高のスポーツ選手」と呼ばれる元世界ヘビー級チャンピオンのモハメド・アリが2016年6月3日に亡くなりました。その史上最高のボクサーであるアリをしのんで、リミックスアーティストのジョン・D・ボスウェル氏が、アリの肉声をふんだんに使ったトリビュートムービー「CHAMPION OF THE WORLD - Muhammad Ali Tribute -」を製作。鳥肌もののクオリティでアリをよみがえらせています。

CHAMPION OF THE WORLD - Muhammad Ali Tribute - YouTube

試合前にリングに向かうアリ。



白地に黒いベルトラインがトレードマーク。



「I am the greatest(俺は最も偉大だ)」と言い放つ姿に眉をひそめる人たちを、対戦相手をなぎ倒すことで説き伏せ続けました。



華麗なシャドーボクシング。



「俺はファッションボクサー。見る価値があるぜ」と歌手のように甘くささやき……



試合前には自らを奮い立たせるかのようにビッグマウスを発揮します。



パンチングボールを打つ姿は、これだけでも一見の価値あり。



「蝶のように舞い、蜂のように刺す」と自称する華麗なアウトボクシング。



離れた距離から放たれる……



強烈な右ストレート



崩れ落ちる対戦相手。



多くのボクサーがマットをなめながら、アリが高々と両腕を上げる姿を眺めることになりました。



「アリシャッフル」と呼ばれる華麗な足さばき。



アリシャッフルは時折、試合中にも披露されます。





「史上最高のボクサー」であることをまざまざと見せつけたのが、ジョージ・フォアマンを倒した一戦。圧倒的に不利との下馬評を覆したこの一戦は「キンシャサの奇跡」として語り継がれています。



後に「ロープ・ア・ドープ」と名付けられる、相手が打ち疲れるのを待ち、終盤に一気に逆転を狙う作戦を敢行したアリは……



左ストレートからの強烈な右ストレートをフォアマンの顔面に放ちました。



脳しんとうを起こして崩れていくフォアマン。



崩れ落ちるフォアマンに対して、ただの1発もパンチを放つことがなかったアリの姿は、ボクシング史上に残るノックアウトシーンをより印象深いものにしました。







フォアマンを倒した後の記者会見。「アリが勝てるわけがない」との下馬評を覆したアリは、多くのボクシング評論家たちに「俺が真のチャンピオンだ」と叫びました。



ひらひらと舞うようにパンチをかわしながら……





一転、強烈なストレートでカウンターを取る、優美なボクシング。



誰よりも美しく……



誰よりもホラ吹きで……



誰よりも愛されたボクサー。



不世出のボクサーであり、「20世紀最高のアスリート」と呼ばれるアリは、2016年6月3日に波乱に満ちあふれた74年の生涯に幕を下ろしました。