音楽製作の現場で「Pro Tools」といえばその名を知らぬ人はいない世界の業界標準DAWソフトウェアですが、そんなPro Toolsを誰でも無料で使える「Pro Tools | First」がリリースされることが決定しました。

Pro Tools | First

http://apps.avid.com/protoolsfirst

Avid |News Room

http://www.avid.com/US/press-room/FreeVersionofProTools

今やプロの音楽製作には欠かせない存在となったPro Toolsですが、通常版でも十数万円〜プロ仕様になるとシステム全体で数百万円を超えるという高嶺の花と言っても過言ではない存在。ミュージシャンや製作の現場に携わる人であれば手に入れておきたいPro Toolsですが、開発元であるAvid Technologyは一部の機能を省いた機能限定版「Pro Tools | First」をリリースすることを発表しました。

記事作成時点では「Pro Tools | First」はまだ発表されただけの段階ですが、Avidのサイトでメールアドレスを登録しておけばダウンロード可能になったときに通知メールを受け取れるようになっていました。

Pro Tools | First

http://apps.avid.com/protoolsfirst/



同社のサイトでは、Pro Tools | FirstのイメージPVを見ることもできるようになっています。

Introducing Pro Tools | First - YouTube

以下のページでは他のバージョンのPro Toolsとの仕様比較表を見られます。

Avid | Pro Tools Software comparison table

http://www.avid.com/US/products/pro-tools-software-comparison-table

Pro Tools | Firstが扱えるオーディオ・トラック数は16トラック(モノ/ステレオ)までとなっており、最高で96kHzまでをサポート。最大インプット/録音可能トラックはともに4チャンネルと、少し不足を感じてしまうこともありそうですが、無料であることを考えると十分と言えるかも。また、インストゥルメントとMIDIは最大16chまでとなっており、ビデオファイルの取り扱いはサポートしていません。



同社が提唱するAvid Everywhereの流れを汲み、作成したプロジェクトはクラウド上に保存されるようになっています。初期状態では最大で3プロジェクトまでを無料で利用可能で、以降は有償で拡張が可能。音声ファイルは32ビット/96kHzをサポートし、ASIOCore AudioEuConをサポートしています。



機能限定版ではあるものの、Pro Toolsシリーズの一端を無料で使えることに魅力を感じる人も多いはず。別途でオーディオインターフェースを用意する必要はありますが、世界標準のDAWがどのようなものか体験してみるには絶好の機会といえそうです。

なお、多くの場合はPro Tools | Firstで十分だと思われますが、さらなる機能が必要になってきた場合は製品版のPro Toolsを視野に入れるのもアリといえそうです。

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